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シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第一回目

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(※画像はイメージです)

 

シリーズ「超國家機関ヤタガラス」はなぜ怖ろしいのか? 

・第一回目「ヤタガラスとは何か? 『超力兵団』とは何か?」

   序文

このシリーズ記事は、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)というゲームソフト(詳しい仕様は後述する)に登場する架空の組織・「超國家機関ヤタガラス」(以下「ヤタガラス」)を、徹底的に批判するために書くものである。なぜ批判しなければならないのかについては後に述べる。

これは、『超力兵団』をプレイしたことがある人(なおかつクリアしたか、少なくとも「第七話」まで見た人)でないと理解できないであろうということはお断りしておく。ゲームの「ネタバレ」も多く含む点にも注意してほしい。

これまで、私がTwitterと、このブログの「Twitter連動企画」で書いた発言も、加筆修正して再録していくつもりだ。

 

  注意事項・免責事項

『超力兵団』を、今やってみたいという方はそう多くはないとは思うが(プレイステーション2の、2006年発売のものだから)、興味を持たれた方はプレイしてみても良い…。ただし、どんな感想を持たれても、こちらでは責任は負いかねる。

また『超力兵団』はすでに絶版になっているので、中古でしか入手不可である点と、基本的にPS2でしか動かない点には注意されたい。

ただし、予め注意喚起しておくが、以下に挙げる条件のうち一つでも当てはまる方は、プレイしない方がいいかも知れない、と言っておく。

・「天皇/皇室に対して嫌悪感がある」

・「エロが嫌い」

・「大日本帝国/旧日本軍が嫌い」

・「戦前日本が嫌い」

・「右翼/極右/ネット右翼が嫌い」

・「日本神話が嫌い」

・「暴力/流血/グロテスクな描写が嫌い」

・「ヤクザが大嫌い」

 

さて、次はこのゲームの概要だけ紹介しよう。

 

 『超力兵団』とはどんなゲームか?

まず基本情報から。

・タイトル「デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団

・メーカー「アトラス」

・発売年「2006年」(11年前のゲームであることに注目されよ)

・機種「プレイステーション2

・対象年齢「15歳以上」(ただし、実際は「15歳未満でも購入・プレイは可能」である点に注意)

・ジャンル「RPG」(戦闘シーンはアクション要素がある)

・特記事項「『暴力やグロテスクな表現を含む』の注意喚起がある」

 

これは「女神転生」という、「敵の悪魔を味方(「仲魔」と呼ぶ)にして共に戦う」をコンセプトとしたゲームシリーズの流れを汲むもの。

真・女神転生デビルサマナー」(セガサターンプレイステーションポータブル)と、二作目の「デビルサマナー ソウルハッカーズ」(セガサターンプレイステーション)の続編という位置づけ。

 

 『超力兵団』の舞台と時代背景など

このゲームは、「1931年の日本(東京)」を舞台としている。ただし、現実では「昭和6年」だが、ここでは架空の「大正20年」という、あり得ない年号になっている点に注目されたい。

舞台は帝都・東京だが、現実とは地名が異なる点にも注意(現実の「神楽坂」は、ここでは「筑土町」である、など)。

なお、このゲームの世界では「関東大震災は起きなかった」らしい。

これについてはいくらか悪意を感じる設定なので、いつか触れたいと思う。

 

 主人公について

主人公は「葛葉ライドウ」という、17歳くらい(推測)の少年(なお「ライドウ」とは通称で、「本名」は自分で決められる)。

普段は学生で、探偵助手だが、実態は「『ヤタガラス』の配下にあるデビルサマナー」である。

デビルサマナー」とは、悪魔を「仲魔」として戦う職業。

武器は「日本刀」と「銃」。

なお「ゴウトドウジ」(「ゴウト」)という、喋る黒猫がお供しているが、これの実態は「かつて罪を犯した元・デビルサマナー」だという(この設定には何かおぞましいものを感じるが、これについてはまたの機会に)。

 

 あらすじについて

ここでは簡単に触れるだけにする。

1931年、「ヤタガラス」の命令で、東京を滅亡させようとするものたちを倒していく…、という話。

最初は「ある少女が行方不明になった」というのが事の発端だったのだが…。

 

だいたいこのくらいでよいだろう。説明不足かと思うが、後は自分で調べるなりしてほしい。

では、本題に入ろうか。

  「超國家機関ヤタガラス」とは何者か?

では「ヤタガラス」とは何か? ということについて説明する。

このゲームのマニュアルによると、「日本を背後から不思議な力で守護し、支配している」存在で、「デビルサマナーたちを束ねる」存在だが、「その実態は謎」である、ということだ。

だが、断言しよう!

「ヤタガラス」のモデルとなっているのは、国家神道である!

本来の「神道」ではない、ということも付け加えておく。

国家神道」とは、簡単に言えば「天皇を神(現人神)とする」宗教のこと。

 

なぜか? といえば、このゲームの「第七話・呪われた探偵」というシナリオの冒頭部分をよく見るとわかるのだ。

この「第七話」は、ゲーム史上稀に見る(と言うと大げさかも知れないが)「大問題作」だと個人的には思う。

これについては深く掘り下げてみたいので、第二回目に回すことにする。

 

 結び

 

今回はゲームの概要や注意事項などを書き連ねてみた。

次回から、本格的に「ヤタガラス批判」をやることにする。

 

では、続きは第二回目で!