『シャイニングフォース・黒き竜の復活』の問題点とは? その3
はじめに
※この記事は2020年7月12日に加筆・訂正・修正済み。
この記事は、セガより2004年に発売された、ゲームボーイアドバンス(GBA)ソフト『シャイニングフォース・黒き竜の復活』(以下『黒き竜』)の問題点を掘り下げていく連載企画の第三回目。このゲームは『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガのメガドライブソフト。以下『神々の遺産』)のリメイク版である。
このゲームについて詳しくは、前回までの記事を参照のこと。
今回のテーマは「BGMのアレンジについて」
今回は、「『黒き竜』で使われているBGM」についての問題を取り上げよう。
このゲームのBGMは、基本的には『神々の遺産』で使われていた曲を、アレンジして使用している。
ただし、この『黒き竜』で新たに作られたBGMも一部存在する。例えば、レベルアップした時のファンファーレ、「転職」したユニット専用の戦闘シーンの曲など。
もちろん、メガドライブとゲームボーイアドバンスでは音源が異なるから、どうしても『神々の遺産』の曲を完全再現することは出来ないので、アレンジするのは仕方ないことだが…。
BGM後半部分に妙なアレンジが…
『神々の遺産』のファンであれば、この『黒き竜』のBGMアレンジに違和感を覚える人も居るはずである。
例えば、メインのフィールドマップのテーマ曲も、後半にアレンジが加えられていて、少し長くなっていたりする。他のBGMも、後半に余計なメロディーが追加されているものがある。
個人的には、メロディーを付け加えたりせず、原曲そのままでいいのに…、と思う。変なアレンジをされると、イメージが壊れてしまう。
新曲もいくつかあるが、特に追加する必要性は感じない。追加曲のせいで、ゲームのイメージがいくらか変わってしまった、という印象もある。
おわりに
今回は、BGMに関する不満を書いた。
次回はまた、別の問題を取り上げたい。
参照ゲームソフト
- シャイニングフォース 黒き竜の復活(ゲームボーイアドバンス/発売元・セガ)
- シャイニングフォース 神々の遺産(メガドライブ/発売元・セガ)