GBA版『真・女神転生』プレイ記録の第七回目（ニュートラルクリアを目指している）。前回はこちら。
※以下ネタバレも含まれるので注意。
前回は、旧警視庁ビルで「警備システム」を破壊し、池袋へ向かうと「スガモプリズン」に捕らわれ、「ヤマ」（閻魔大王）の裁判を受けることになったが「ヤマの願いを聞く」ことで無罪となり、属性がカオスになった（2Dマップのプレイヤーシンボルが左回りになった）ところまで。
さて、属性がカオスになったので、これをニュートラルにするためには「六本木に捕らわれている、主人公の幼馴染の少女（ゾンビ化している）」を救うのが一番簡単である。前回、そのために必要な「反魂香」を入手したことは書いた。これを持って六本木へ。ゾンビがたむろする中、少女の元へ向かい、「反魂香」を使う。すると彼女は昇天する。なお、ここでロウヒーローが居る場合は多少イベントが変化する（今回はすでに居なかったが…）。
GBA版だとここで、あるアイテムを入手するが、これは本編とは関係ないモードで「隠しエピソードを見るため」に使うものである。この隠しエピソードによると、少女は「トールマンのミサイル直撃」で死んでしまったようだが、六本木の「ネビロス」（黒おじさん）の魔力で「ゾンビ（ボディコニアン）」として蘇らされたのだとか。しかし、通常のゾンビは生前の記憶を持たないのに、彼女だけが生前の記憶を保ってしまったために、長いこと監禁されていたのだという。何と、30年もの間苦しんでいたというのか…。救ってあげて本当に良かった。
外に出ると、プレイヤーシンボルは回転しなくなっていた。つまりニュートラルに戻ったってこと。「ヤマ」の無罪判決を勝ち取るとカオスに傾くが、少女を救うとロウに傾くので、上手くバランスが取れた、というわけ。
なお、ネビロスが居なくなった後、時間が経つと（月齢がある程度進むと）、六本木は復興して、前は閉店していたショップが開くようになっている。
さて、次は品川に行きたいのだが、銀座の地下から行くしかない。しかし、ここに悪魔使いが居て、こいつの呼び出す悪魔全てを連戦で倒さないと、通してくれないのだ。とりあえず戦うことにするが、やたらと悪魔の数が多い上、最後に出てくる「邪鬼・ラケー」の特技「暴れまわり」が非常に厄介だった。魔法「ラクカジャ」で防御力を上げるのは必須と考えられる（四回まで重ねがけ可能）。
全ての悪魔を倒すと、悪魔使いは「あ、あんた強いね。兄貴と呼ばせてもらうよ」などと言って、道を開けてくれる。
品川方面へ向かうと、「品川大聖堂」に辿り着く。ここにも施設があるので、セーブなどが行なえる。しかし品川に、いつの間にか大聖堂が建っているとは…。
この中は、メシア教徒たちが多く居る。一階にはテレビが置いてあり、メシア教徒の演説が聞けるが、「新宿を支配していたオザワは、何者かに殺されました。オザワによる新宿支配は終わりを告げた…、これも神の思し召しでしょう」などと言っている。また、「メシア」を象った石像があるが、それはロウヒーローとよく似ている…。
ここに居るメシア教徒の話によると、「友人をかばって亡くなった少年が、間もなく『メシア』として復活するのです」ということらしいが、それはやはり…？
また、ここでは宝箱から、武器の「草薙の剣」を入手できる（剣合体にも使える武器である）。これは本来「三種の神器」の一種であるが、なぜ品川にあるのだろう？ 『古事記』によれば、この剣は「ヤマタノオロチ」の体内にあったものだとか。このゲームでも「ヤマタノオロチ」（種族・龍王）を仲魔に出来る。
四階には、またしても好戦的な悪魔使いがおり、多数の悪魔たちを差し向けてくる。最後の「邪鬼・バーベガジ」が「マハブフーラ」（氷結系全体魔法）を多用するので、もっとも厄介。ヒロインの「マハジオ」で感電させて動きを止め、「タルカジャ」（攻撃力アップ）と「ラクカジャ」を使うのが良いだろう。全ての悪魔を倒すと、重要なアイテム「四門の玉」が手に入る。これは今は使わないのだが、後々必要になる。
品川大聖堂の三階では、ある重要なイベントが発生するが、これは後回しにして先に上野に行ってみようと思う。スガモプリズンでの情報によると、ここには「ガイア教の総本山」があるのだとか…。スガモプリズンから歩いていくと、「四天王の館」のひとつ「毘沙門天」があり、ここを通り抜けると上野まで辿り着ける。ただ、この館に出現する悪魔は高レベルの者が多く、慎重に進まないとゲームオーバーになる可能性があるので要注意。
上野へと出ると、ビルがあるので入ってみる。ここがガイア教総本山なのか。ちなみに、上野動物園は無くなってしまったようだ…。
続きはまた次回！
