ろーだいありー

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

GBA版『真・女神転生』プレイ記録・その8

GBA版『真・女神転生』プレイ記録の第八回目(ニュートラルクリアを目指している)。前回はこちら。

lucyukan.hatenablog.com

※以下ネタバレも含まれるので注意。

前回は、ニュートラルからカオスに転じたのを「ゾンビ化した幼馴染の少女」を救うことで元に戻し、品川大聖堂まで来て、悪魔使いを倒して「四門の玉」を入手し、上野まで行って「ガイア教総本山」とされるビルに入ったところまで。

上野のビルでは、「ルイ・サイファー」と名乗る外国人らしき紳士と出会う。この男、実は人間ではないのだが、これについてはまたいずれ。彼は「君に会わせたい人が居るのだ」などと言う。すると「ゆりこ」が現れる。彼女は「本当は私があなた(主人公)のパートナーになるはずだった…、しかしあなたは彼女(ヒロイン)を選んだのね…、私のものにならないなら、いっそ私があなたを殺す…!」みたいなことを言い、正体を現す。実は彼女は、「夜魔・リリス」という女の悪魔であった。そう、彼女が30年経っても年を取っていないのは、悪魔だったからである。しかし、リリスは一度攻撃しただけで、「やはりあなたを殺すことは出来ない…」と言い残して消え、ルイ・サイファーも去っていった。

この上野のビルで色々情報を集める。ここはガイア教の総本山なので、属性が「極端にカオス」で、なおかつ高レベルの場合は、ある場所に行くと「洗礼」を受けることが出来るのだが、属性がニュートラルの者には関係ないため、無視する。

ここ、上野にも好戦的な「悪魔使い」が居て、こいつの呼び出す悪魔を全て倒すと、二枚目の「メモリーボード」を入手できる。これを持って一旦銀座に戻り、スティーブンと会って悪魔のストック数を12体(最大数)まで増やしてもらう。今後は、もうスティーブンと会うことは無いだろう。

上野に戻り、地下に居るという悪魔「ラドン」を捜す。地下二階で発見し、これを倒すと重要アイテム「黄金のリンゴ」を入手できる。これは、この先必要になるもの。

一度上野を出て、フィールドから「持国天」の館を通り抜けると、浮島と橋が見える。橋を渡ろうとすると、番犬と思しき魔獣・ケルベロス(理性を失っているらしい)が立ちふさがるが、「黄金のリンゴ」を持っていると正気を取り戻し、主人公に話しかけてくる。どうやら彼は、序盤に「主人公の愛犬・パスカルを悪魔合体させて造ったケルベロス」だったようだ。悪魔のストックに空きがあったので、このケルベロスを仲魔にする。

この「『真・女神転生』プレイ記録」シリーズでは、序盤のことは書いてないので、一応説明しておく。序盤の吉祥寺で、ロウヒーロー、カオスヒーローを仲間にした状態で主人公の自宅に戻ると、主人公の母が居るのだが、どこか様子がおかしい(ちなみに主人公は母子家庭で育っている)。実は、母は既に「アマノサクガミ」という悪魔に食い殺されており、母だと思ったのはこの悪魔が化けていたのだった。こいつを倒すと、「パスカル」(シベリアンハスキー。メス犬らしい)がやって来るので、一緒に連れて行くことにする。このパスカルと悪魔を合体させると「ケルベロス」が出来る。しかし、吉祥寺の「エコービル」に居るボスキャラ「ドウマン」(陰陽師・蘆屋道満のこと)を倒すと、ケルベロスはターミナルに吸い込まれて、行方不明になってしまうのだった…。そう、実に30年ぶりの再会というわけ。

GBA版でのみ見られる隠しエピソードによると、このパスカルが変化したケルベロスは、東京崩壊後も生き残り、ご主人(つまり主人公のこと)を捜し続けていたらしい。だが、この先登場する「ケルベロスの母」により洗脳され、正気を失っていたのだという。

橋を渡ると、浮島に着くが、ここにはお城のような、このゲームには似つかわしくない奇妙な建物がある。これは「東京デスティニーランド」である。名前を見れば分かるだろうが、舞浜にある某テーマパークをモチーフとしている。本来は千葉にあるのに、なぜ東京に現れたのだろうか…? なお、デスティニーとは「運命」という意味。

余談だが、「東京デスティニーランド」と聞くと、どうしてもパソコンゲーム『デゼニランド』を思い出してしまう(私はプレイしたことは無いが、父親がむかし「他人が遊んでいるのを見た」と言っていた。舞台は埼玉県らしい)。他には『埼玉ゴズニーランド』(「アンダーグラウンドサーチライ」というバンドの曲)も…。

この「東京デスティニーランド」を攻略していくのだが、ここは「夢の国」ではなく「悪夢の国」としか言いようがないところだったのだ…。

続きは次回、「悪夢の国・東京デスティニーランドを歩く」(笑)をお楽しみに~。