新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、今回は「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズ八回分を見直し、加筆・修正・訂正したことをご報告する。
詳しくは下記のリンクを参照。
修正のポイントとしていくつかあげておくと…。
- 参考文献の「サブタイトル・シリーズ名」を小さい文字に変えた。
- 誤字の訂正。
- 一部参考文献の削除・追加。
- 一部文章の削除・加筆修正。
- 引用文の追加(第八回目)。
- イメージ写真の修整。
- 「にほんブログ村」バナーの追加。
- 「参照ゲームソフト」の追加。
- 「脚注」の追加。
- 一部の「中見出し」を削除。
特に第六回目・第八回目には大幅に手を加えてある。第六回目の修正は以前も行なっており、下記の記事でも書いたのだが…。
ここでは『「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて』(大沼保昭著 聞き手・江川紹子/中公新書)の解説文を書き直した話をしていたのだが、今回の改訂ではあえて解説文を削除し、「※お薦めしません」と書くに留めた。削除した解説文をここに掲載しておこう。
・解説/歴史認識問題について書かれているが、日本軍「慰安婦」問題を扱ったページには問題が多い。なぜかといえば、語り手の大沼氏(2018年逝去)は「女性のためのアジア平和国民基金」(日本国家は“日本軍「慰安婦」制度”の法的責任を認めないが、代わりに「償い金」と「首相のお詫びの手紙」だけを元「慰安婦」女性に渡そうとした制度。2007年終了)の関係者であり、この基金が特に韓国で受け入れられなかったのは「韓国の反日ナショナリズム」と「それを煽る韓国マスコミ」、「韓国の元「慰安婦」女性支援グループ」のせいであり(これらは恐らく大沼氏の思い込みによる誤謬と考えられる)、基金と自分らは悪くないと主張したりと、自己弁明が目立つため。また「嫌韓ブーム」の原因は「基金に反発した韓国のせい」などというのも誤謬だと思う。その辺を批判的に見られるならばためになる本。日本軍「慰安婦」問題については、この本だけで理解したつもりになるのは間違いだ。
第八回目については、引用文を追加し、参考文献も二つ追加してあるので参照してもらいたい。