ろーだいありー

ゲームレビュー、ゲームプレイ記録、『メガテン』考察、ブックレビュー、音楽レビュー、コレクション写真、映画評など。

『シャイニングフォース』のメガドラ版とGBA版をまた同時にやることに…

最近の記事。

 

lucyukan.hatenablog.com

 

おさらいすると、『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガのメガドライブソフト。以下『神々の遺産』)のWii版(バーチャルコンソールでかつて配信されていた)と、それのリメイク版である『シャイニングフォース・黒き竜の復活』(セガのゲームボーイアドバンスソフト。以下『黒き竜』)を同時進行でプレイしてクリアしたので、その感想を書いたわけだ。

それで結局、もう一度この二本を同時進行でやることにした…。今回の目的は、「シミュレーションパートの比較」である。「両ソフトでだいたい同じ条件のもと、全く同じメンバーで、同じような戦法を使った場合、難易度に差はあるのか? 敵ユニットの動きは違うのか?」といったことを比較してみたかったので。

しかし、さすがに二本同時にシミュレーションパートをやるのは面倒なので、先に『神々の遺産』をプレイして、その時の様子をビデオに収め、それを参照しながら『黒き竜』の方をやる、というスタイルとした。

実際にこのようにやってみると、「敵の動き・思考パターン」は明らかに『神々の遺産』と『黒き竜』ではかなり異なる場合が多く、同じ戦法で戦うと難易度にかなりの差があると分かった。個人的には、『神々の遺産』のリメイクであれば、敵の動きや思考パターンは同じにして欲しかった。よく見るとマップの一部が変更されているのも分かる(中盤に出てくる船なんて、『神々の遺産』は縦長マップなのに、『黒き竜』では横長マップになっているのは酷いと思う)。

それと、敵の思考時間に関しても、明らかに『神々の遺産』の方が高速である場合が多い。実際比較してみると分かるが、同じマップの同じ敵であっても、『神々の遺産』では長くても三秒以内で動き出すのに、『黒き竜』では場合によっては動くまでに六秒もかかることがある。これではさすがに『神々の遺産』には遠く及ばないであろう。

しかし改めてプレイしてて思うが、『神々の遺産』はレトロゲームらしく、良い意味で「隙の多い」ゲームとも言える。一見するとストーリー上重要そうなキャラクターでも仲間にしないで進めてしまったり、ボスを倒さなければ入手できなさそうに見える重要アイテムが、ボスを倒す前に入手出来たり、などなど。『黒き竜』では重要なキャラクターは仲間にしないと進めなくなっていたり、ボスを倒さなければ重要アイテムは入手できないように変更されているのはつまらない。

さらに、『神々の遺産』ではプレイヤーが能動的に動かなければ話が進まないことが多く(「話す、調べる、持ち物使う」を駆使して)、自分で謎を解く楽しみがあるが(コマンド選択式のアドベンチャーゲームのような感覚でもある)、『黒き竜』はほとんどのイベントが自動化されているので(わざわざ「持ち物使う」などしなくても進めることが多い)、そういった楽しみが無いのが残念だ。例えば、重要な武器「暗黒の剣」と「光の剣」をある場所で使うと、さらに強力な武器が入手できるというイベントがあるが、『神々の遺産』ではその場所にある石板を読んでヒントを得て、その手順通りに「剣を使う」(「持ち物使う」コマンドで)を二回繰り返すと特定の場所に新しい武器が現れるので、それを「調べる」ことで入手できるわけだ。しかし『黒き竜』では別に石板など読まずとも、その武器を持った状態で特定の場所に触れるだけで勝手に新しい武器が現れて、それに触るだけで自動的に入手出来てしまうのだった。時代に合わせて自動化したのだろうが、プレイヤーが色々試す楽しみは残して欲しかった。