ろーだいありー

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームレビュー、ゲームプレイ記録、ブックレビュー、音楽レビュー、コレクション写真、映画評、社会問題批評など。

「リテラ」というサイトを褒めたり批判したりしてみる

主にネット左翼に人気があると思われる「リテラ」というサイトだが…。かつては支持者であったが、最近は見たくなくなってしまった。しかし久々に見てみると、「あまりにも左に偏り過ぎているし、見出しがやたらと煽り過ぎている」印象を受ける。はっきり言うと、ネット右翼向けの右寄りサイトと同じような構造だ。どちらも、私が見ると「反吐が出る」ものでしかない。今回はこの「リテラ」について、ごく一部だけだが批評してみたい。

 

この記事は比較的良い部類である。 

lite-ra.com

 

歴史修正(改竄)主義批判、嫌韓・嫌中本批判の記事は、比較的面白い・興味深いものが多い。ただし見出しは「煽りすぎ」なものが多いので、改善すべきだろう。まあ、ネット左翼向けに煽るのが好きらしい媒体なので、多分改善されないと思うが。

しかし、「安楽死・尊厳死」に関する記事はどうも違和感がある。全ての記事をチェックしたわけではないが(そのうちじっくり読み直してみるが)、全体的には「安楽死を認める=優生思想(「障害者などは不要」といった思想)」と一括りにして批判しているような感じである。基本的には「安楽死・尊厳死法制化反対派」に向けたサイトだからだと思われるが。まあ、それはそれで存在して構わないのだが…。

一例としてはこれ。

lite-ra.com

 

こういう記事ばかり読むと、「安楽死・尊厳死を認めて欲しいと主張する人は、みんな優生思想の持ち主で、障害者や難病の人は死ねばいいと思っている差別主義者だ」という悪いイメージだけが刷り込まれてしまうと思う。実際には、「安楽死・尊厳死を認めるべき」と発言する人はそういう優生思想・差別思想の持ち主とは限らず、「病気が重くなるなどの理由で、あまりにも苦しくて、どうしてもこれ以上生きたくない、という人の願いを叶えてあげる社会を作るべきだ。無理やり長生きさせることが幸せとは限らないのだから」と真面目に考えている人も多いのだが。しかし安楽死・尊厳死法制化反対派は「法律が出来ると障害者などが無理やり殺される怖れがある」とか、「すべての人が『生きる希望』を失わない社会を作れ」とか、前も書いたが『ドラゴンクエスト4』風に言うと「いのちだいじに」的な発言ばかり繰り返す人が多いように思うが(そういう意見・考え方自体は否定はしない)、結局こういう人たちは、私が見ると「死」というものを極端に畏れて、語ることすらタブー視しているように見える。みんないつかは死ぬのに、「自分の死に方を自分では決めさせてくれない社会・無理やり長生きさせられて苦しむ人が多い社会」の方が良いとでも思っているのだろうか…。

まあ、石原慎太郎氏は明らかに差別主義者なので、発言が批判されるのは当然だが。私も石原氏は嫌いだし。

それに引き換え、橋田壽賀子さんは批判や誤解を恐れずに『安楽死で死なせて下さい』(文春新書)という著書を出版していたりするので、すごいと思う。彼女は真面目に「自分の死に方は自分で決められる社会になって欲しい」と願っているのだから。これを「優生思想」とは呼ばない。

私自身は、あえて「安楽死・尊厳死を法制化すべきか否か」についての立場は表明しないことにする。しかし「この問題をタブー視して避けるような風潮はいただけない」ということだけは言っておく。

他に「リテラ」で気になるところとしては、私の嫌いな某「暴力的な反差別主義団体」を未だに支持しているらしいことだろう。まあ、つい最近はどうなのかは知らないが。

 

参考文献

  • 安楽死で死なせて下さい(橋田壽賀子著/文春新書)

 

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