ろーだいありー

ゲームレビュー、ゲームプレイ記録、『メガテン』考察、ブックレビュー、音楽レビュー、コレクション写真、映画評など。

「いも」と言えば『芋虫』(江戸川乱歩)、そして『キャタピラー』(若松孝二監督)

今週のお題「いも」

 

こんなお題があったので、とりあえず…、江戸川乱歩の小説で『芋虫』というのがある。

(※以下ネタバレあり)

 

これは、戦争で手足を無くした男と、その妻の物語。一種の猟奇趣味、エログロ小説と言えばそうなのだが、左翼からは「反戦文学」と言われたこともあったという。

『芋虫』と似た話としては『ジョニーは戦場へ行った』(ドルトン・トランボ著)がある。作者本人が映画化もしている。この話の「手足を無くした男」に妻は居ないし、エログロ描写も無いが。

こちらを参照。

 

lucyukan.hatenablog.com

 

さらに『芋虫』が元ネタの映画としては『キャタピラー』(若松孝二監督)がある。これも戦争で手足を無くした男と妻の話。時代背景はこちらの方が後になるが。

こちらを参照。

 

lucyukan.hatenablog.com

 

『芋虫』と『キャタピラー』は、結末も似ていて、男は最後に水に落ちて自殺してしまう。ただ、その「死ぬ理由」が違うのではないか、と考えている。

『芋虫』の男が死んだのは、妻への愛ゆえだったのだろう、と思っている。だが『キャタピラー』の男が死んだのは、戦場で犯した罪から逃れられない苦しさからだったのであろう。

 

↓クリックしてね!

ブログランキング・にほんブログ村へ