ろーだいありー

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

『魔界塔士Sa・Ga』プレイ記録~しろくま、楽園目指すんです。その2~

『魔界塔士Sa・Ga』プレイ記録~しろくま、楽園目指すんです。その2~

『サ・ガ コレクション』(スクウェア・エニックス。Nintendo Switch。以下『サガコレ』)収録の『魔界塔士Sa・Ga』のプレイ記録第二回目。前回はこちら。

lucyukan.hatenablog.com

今回の主人公は「しろくま」(エスパーマン)。仲間は「ねこ」(人間・男)、「とかげ」(モンスター)、「とんかつ」(モンスター)。名前の由来は『すみっコぐらし』より。

(※以下ネタバレも含まれるので注意)

前回のおさらい

最初の世界で「キングシリーズ」と呼ばれる武器、防具を集めて「英雄の像」を立派な姿に戻し、最初のクリスタルを手に入れるが「玄武」に襲われる。玄武を倒して、封印された扉をクリスタルの力で開き、塔の二階以降へ行く。いくつかの小世界を回って五階まで行くと、また封じられた扉があるためそれ以上は登れず、もう一つの扉から第二の世界へやって来たところまで。

船は使えないんです

さて、五階の扉から外へ出ると、最初の世界とはガラリと変わって南の島のようなところに出てくる。ここは海に囲まれていて、たくさんの小島があるようだ。しかし船が無いので、海を渡ることが出来ない。

町があるので行ってみる。船は無いものかと思うが、話によると「海賊が多いため船は使えない」とのこと。だが、「船のように走る島を見たんだ」という情報もある。

なお、ここにあるショップでは最初の世界には無かった人間用の成長アイテム「HP400」*1が売っている。最初の世界では「HP200」*2しか無かった。いずれはお金を貯めて「HP400」をたくさん買って、「ねこ」を成長させたい。

武器屋では「青龍刀」、「サブマシンガン」など、新しい武器も買えるようになっている。

船のような島を見つけたんです

町の近くには洞窟があり、そこを抜けていくと別の小島に出てくる。そこにもまた洞窟があるので抜けていくと、やがて「船のように走る小島」を発見して乗ることが出来た。なお、このあたりで出てくる敵専用モンスター「海賊」は、お金を盗むことがあるので注意。

走る小島に乗って海を渡っていくと、小屋がある島を見つけたので降りてみる。小屋の老人は「空気の実は真ん中のヤシの木に生っている」と言う。空気の実とは何だろう?

さらに海を渡ると、もう一つの町を見つけたので入ってみる。「渦に飲まれて海底の城に行ったんだ」、「空気の実を海水に漬けると酸素を出す」といった話を聞く。

ここの道具屋では通常のアイテムでは無く、「パンチ」、「キック」、「地獄車」などの「格闘技」が売っている。肉体から駆使される技を「買う」ってのも変な話ではあるが*3、ゲームの仕様上はそうなっている。この「技」は、特にこだわりが無ければ買う必要は無いと思っている。青龍刀などがあれば十分。このゲームには「ほぼ趣味レベルでしか使わないような武器」も多数存在するので、それを全部試すという楽しみ方もある。

なお、ここの武器屋で「浄化の本」という魔法の書*4が売っているが、これはオリジナルでは「念仏の本」だったはず…。『サガコレ』では変更になっているようだ。しかしなぜ「念仏」がダメなのかはよく分からないな…。「念仏」は仏教のものなので、宗教絡みだからマズいのか? それなら、あらゆる宗教の神が出演している『メガテン』なんて全部マズいんだけど(笑)。

この「浄化の本」(元・念仏の本)だが、ゾンビやがいこつ、幽霊などの「アンデッドモンスター」にのみダメージを与えるものであり、それ以外のモンスターに使っても効果が無いが、その場合通常の「何も起こらなかった」ではなく「馬の耳に念仏だ!」と出る(笑)。しかし、「念仏の本」では無くなったのにメッセージの「念仏」はそのままなのは妙である…。やはり「念仏の本」でないと「馬の耳に念仏」と出る意味が分からないと思うのだが。

また、ここの武器屋では、「ゴールドシリーズ」より防御力の高い「ミスリルシリーズ」の防具も買える。

空気の実は食べ物ではないんです

さて、また走る小島に乗って探索していると、ヤシの木や普通の木がある小島を見つける。走る小島から降りて、一番真ん中のヤシの木の目の前に立ってAボタンを押すと「空気の実」を取ることが出来る*5。このゲームの「調べる」(Aボタン)は「目の前のものを調べる」ことであり、『ドラゴンクエスト』(エニックス[現スクウェア・エニックス]。ファミコン。以下『ドラクエ』)のように「足元を調べる」ことではないので注意が必要。実際、『魔界塔士Sa・Ga』では宝箱を開けるのも「目の前にある箱を調べて開ける」ことであり、『ドラクエ』のように「宝箱の上に立って開ける」ことではないので、お分かりだとは思うのだが…。

竜宮城に行ってみるんです

空気の実を手に入れたら、再び海へ。あるところで「渦」を見つける。これに触れると海底に行けるが、空気の実が無いと地上に戻されるので注意。空気の実があれば海底でも息が出来るため、探索出来る。

走る小島を降りて進むと町がある。「線が交わったところ」という話を聞く。一見すると意味が分からないが、これは実は重要なヒントだったりする。ここの武器屋では「珊瑚の剣」という武器があるが、どうやら魚系やカニ系モンスターに有効な武器らしい。

町を出ると、洞窟を見つける。ここを抜けると別のエリアに出るが、そのうちの一つは何もなく、もう一つは「竜宮城」と思しき城があるエリアだ。この城に入ってみる。

ここをうろつくタコと話したりぶつかると「おどりダコ」と戦闘になるので注意。攻撃の一種「墨」で「暗闇」*6にされると辛いので、「目薬」は常備すること。

竜宮城には鍵のかかった部屋もあるが、あるところに置いてある宝箱から「竜の鍵」*7を手に入れれば開く。鍵を開けても何も無い部屋もあるが、宝箱のある部屋も存在する。宝箱から「ミスリルメイル」、「ケアルの書」、「手榴弾」を手に入れる。

竜宮城の主は青竜!?

一番奥の鍵のかかっている扉を開けると、部屋が三つ続いている。最初の部屋には縦一列に水晶玉のようなものが並んでいて、次の部屋には横一列に水晶玉が並ぶ。最後の部屋は部屋いっぱいに玉が敷き詰められている。この大量の玉の中から「正しいもの」を選ぶのが目的である。といっても、見た目では全く判断出来ないが…。

これは、最初の部屋と次の部屋の玉の並び方と、先ほど聞いた「線の交わったところ」がヒントになっている。間違ったものを選ぶとモンスターが出てくる。

正しい玉を取ると「これだ! 本物だ!」と出てきて「赤玉」が手に入る。ところが、ここの番人と思しき「青竜」が出てきて戦うことになる。青竜は「いなづま」などを使うがそんなに強くは無かった。倒すと肉を落とすので「とんかつ」に食べさせると「ぼくじん」(ゴーレム族)に変化した。

ここを出ると、もう「竜の鍵」は不要になるので捨ててよい。なお、ここを出るころには「しろくま」の魔力は85、すばやさは90にまで上がっていた。エスパーは成長が早い…。

なぞなぞじいさんに挑戦!

地上へ出る。もう「空気の実」は不要なので、捨ててしまう。

先ほど小屋で会った老人にもう一度話しかけると、なぞなぞを出してくる。「元気な人には痛くて、疲れた人には気持ちいいものは何か?」。これは道具屋で買える「ある道具」が正解である。正解すると「青玉」を貰える*8。実はこの老人は「竜王」であるらしい。

この老人の出すのなぞなぞは複数あることは知っていたが、ネットで見た情報では三つあるとのこと。私も確かオリジナルでは三つ見たと思うが、一つだけどうしても解けなかったものがある。これの答えもネットを見て知ってしまった…。まさか「およそ三十年近くも分からなかったこと」が、今になって分かるとは…。

『魔界塔士Sa・Ga』では、昔は分からなかったが大人になってから初めて知ったことも多い。ショップ店員が「何の用だ!」としか言わないのはなぜ? と子ども心に不思議であったが、後に知ったのは「容量の都合でセリフが短くなった」ということだった…。しかし今でも解けない謎がある。このゲームでは裏技でサウンドテストが出来るが、BGMのうち一つだけ「本編では聞いた覚えの無いもの」があるのだが*9、これはいったいどこで使われたのだ? ということ。憶測だが、「プログラム上のみ存在し、本編では使う機会が無かったもの」ではないかと思っている。

さらに上に行ってみよう

赤玉と青玉が揃ったら、どちらかを使うことで二つ目の「クリスタル」を手に入れることが出来る。これを塔の中で使うと、五階の封じられた扉が開き、上に進めるようになる。

六階以降は新しい敵も登場する。「メデューサ」は「石化攻撃」をするので注意。「石化」は自然に治らないので「金の針」は必須となる。

喋るしゃちほこに会ったんです

七階には小世界があり、「しゃちほこ」が横に並んでいるのを見る。ねこ「なんじゃ、この石像は」。この像は調べると三回まで「ハイポーション」を入手可能。それ以降はモンスターが出てくるので注意。「塔の中では時間の流れが一定していない」と喋るしゃちほこも居る。なぜしゃちほこが喋るのだろう…。

このあたりで気が付いたが、オリジナルでは「ねこ娘」となっていたモンスターが「ねこ女」に変更されている*10。これもやはり「ねずみ男」と同じく『ゲゲゲの鬼太郎』(水木しげる著)みたいだからマズかったのだろう…。

八階へ行く踊り場で「火縄銃」を入手。火縄銃といえば日本の戦国時代にはよく使われた武器であるが、なぜこんなところにあるのだろう…。

八階は回復の泉の他は特に何もない。九階の小世界には病院らしき部屋がある。ベッドがたくさん並んでいて、ケガ人か病人と思われる人も居る。ここには宿屋と復活屋があるので一休みしよう。

十階へ行く踊り場で「サイコダガー」を入手。これは「魔力」が高くないと効果の無い武器なので「しろくま」が使う。

十階でまた封印された扉があるので一旦終了。ここにもまたシルクハットの男がおり、「ここのボスは傭兵を集めています。ボスに会うには傭兵になるのがいちばんです」と言う。

もう一つの扉から外に出ると…。

次回は…

次回は第三の世界へ!

*1:HPを400まで成長させる

*2:HPを200まで成長させる

*3:武術の指南書でも買っているのか?

*4:魔法の書はエスパーのみ使用可能

*5:これは何個でも手に入るが、一つでよい

*6:オリジナルでは「盲目」。命中率が下がる

*7:何度でも取れる

*8:これは万一捨ててしまっても、老人と話すとまた貰えたりする

*9:BGMというよりはサウンドエフェクトの一種。サントラには収録されていない

*10:ワンダースワンカラーのリメイク版も同様