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PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

『伝説のオウガバトル』プレイ記録~プリンセスがいっぱい!? 中編~

『伝説のオウガバトル』プレイ記録~プリンセスがいっぱい!? 中編~

ニンテンドー3DSのバーチャルコンソール版『伝説のオウガバトル』(クエスト[バーチャルコンソール版の配信元はスクウェア・エニックス]。スーパーファミコン)のプレイ記録第二弾。前回はこちら。

lucyukan.hatenablog.com

今回の主人公(オピニオンリーダー)は、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラス。プレイステーション2)の主人公から採って「ライドウ」(男)としている。

(※以下ネタバレも含まれるので注意)

前回のおさらい

悪の独裁国「ゼテギネア帝国」に立ち向かう反乱軍のリーダーである「ライドウ」は、ウォーレンという老人(ウィザード)や騎士・ランスロットなどを仲間にして、帝国に支配されていた「シャローム地方」、「ポグロムの森」、「カストラート海」などを解放する。その途中のイベントで「ノルン」、「ライアン」、「アイーシャ」、「アッシュ」といったキャラクターも仲間になる。第七話では「ゼテギネア帝国の皇子(ダークプリンス)・ガレス」を倒す(しかし実は…)。滅亡した「ゼノビア王国」の皇子である「トリスタン」を捜して欲しいと乳母に頼まれたりもする。レアアイテム「ドリームクラウン」を入手したので「アン」というプリンセス(強力なクラス)が誕生し、第十話「雷雲」をクリアしたところまで。

第十一話・妖術師(「バルモア遺跡」)

さて、前回の記事で「アン」というプリンセスの誕生について書いていたが、実はそのあともう一人「リンダ」というプリンセスが誕生していたことも追記しておく。運よく「ドリームクラウン」がまた手に入ってしまったので、名前が気に入った「リンダ」をプリンセスにして戦闘部隊を作っていたのだ。

今回は「バルモア遺跡」より。町や教会を全て解放する。町での話によると、このマップの町には至る所に「サラディン」という魔術士の像があるのだとか。有名な彫刻家の作だが、噂では「ひとつだけ、『石化されたサラディン(本物)』が居るのだ」とのこと。彼は表向きは殺されてしまったことになっているが、実は石にされているのだと…。今回はこのイベントは無視する。

ボスは「エンチャンター・アルビレオ」。魔法攻撃が強力なので、魔法を防ぐために「ワールド」のカードを使用し、無事に倒すことが出来た。

なお、おそらくこのあたりで三個目の「ドリームクラウン」を入手していたと思われる。「リナ」というウィッチが仲間に居たので、名前が良かったのでこれを一旦「アマゾネス」に戻し、ドリームクラウンを使って「プリンセス・リナ」とする。そう、プレイ記録のタイトル「プリンセスがいっぱい!?」の由来はこういうことで、「今回は妙にプリンセスがいっぱいになってしまった…」と思ったからこのタイトルにしたのだ。そしてこの先もまた新たなプリンセスが誕生することに…。

またこのマップから、以前から使っていた「カミーユ」(種族・エンジェル。『ガンダム』のカミーユ・ビダンではない)率いる「都市解放専用部隊」は、同じユニット内に居た「マイク」というウィザードの方が解放には向いている性格と思うので(カリスマとアライメントがカミーユより高い)、リーダーを「マイク」に変更した。

第十二話・皇子(「マラノの都」)

次は「マラノの都」へ行く。

ここには城壁があるので、空を飛べるユニットでないと越すことが出来ないが、城壁を壊す「トロイの木馬」を持っていたのでここで使ってしまう。以前人から貰っていたが未使用のまま残っていたのだった。

話によると「アプローズ男爵の結婚式が行われる」、「結婚相手はラウィニー*1」、「しかし男爵は花嫁に逃げられてしまった」ということだ。アプローズとはこのマップのボスのことである。また、「男爵に娘を殺された」と語る人物も居る。敵討ちをして欲しいと頼まれるので引き受けると「体のみなもと」*2を貰える。

以前「ラブ&ピース」*3を手に入れていたので、これを使って敵の「グリフォン」「レイブン」を仲間に引き入れる。主人公「ライドウ」の部隊に「グリフォン」を入れて飛行ユニットにする。

「ベルチェルリ」という町に主人公の部隊を行かせると、重要人物「トリスタン皇子」を仲間に出来る。

敵の本拠地で「バニティ・アプローズ」を倒せばクリア。

このあたりで「ブラッドスペル」というアイテムを手に入れたのだが、これは「ナイト」に使うと「ヴァンパイア」にクラスチェンジするアイテム。ヴァンパイアは、夜にしか活動出来ず、昼間は棺桶に入って眠っているという特殊なクラスなので、はっきり言うとあまり使えないクラスではあるが、せっかく見つけたのでナイトの「マクノートン」に使う。ちなみに、「ヴァンパイア、ウェアウルフ、ジャイアントなどの巨人族」を組み合わせると、何だかアニメ『怪物くん』のドラキュラ、狼男、フランケンみたいだな…。

第十三話・雪原(「ガルビア半島」)

次は「ガルビア半島」

タイトル通りここは雪で覆われた島だ。

以前「満月の石」というアイテムを拾っていたので、空きスペースのあるユニットを派遣して使わせると、ウェアタイガー*4の「サランドン」が現れたので仲間に加える。もう一つ「エコーのチャイム」なるアイテムも持っていたので使ってみると、フィボルグ*5と遭遇する。これを説得して仲間に加える。名前は「ニュクス」。

町で「森のペンダント」を貰う。これは単なる換金アイテムであるが、お金稼ぎには使えるので有難く貰っておこう。

このあたりで、ゴエティックの「バーナード」と「カッツ」に「死者の杖」というアイテムを使って上位クラスの「ネクロマンサー」にチェンジする。これはかなり強力な魔法系ユニットだ。

ボスの「ジェネラル・フィガロ」を倒してクリア。クリア後にもう一度行き、解放していなかった都市を解放しておく。

第十四話・封印(「アンタリア大陸」)

次は「アンタリア大陸」へ。

倒した敵から、パラメータアップアイテム「心の鏡」と「ハートオブレオ」を拾う。二つとも主人公に使う。

ある町で、ここのボスである魔法使いの老人「オミクロン」と会う。「その身体ならわしの研究に役立ちそうじゃな」などと不気味なことを言って去って行った。

隠されていた教会を見つける。ここに「天使長・ユーシス」という天使が居る。話によると、地上に居る姉の「ミザール」を連れ戻すために天界から降りてきたのだとか。ユーシスを仲間にする。

このマップで、さっき貰った「森のペンダント」は売ってしまう。

ここでまた「ドリームクラウン」を拾う。次は誰をプリンセスにするか…と考えて、選んだのは「ベル」というクレリック。名前が『ライブ・ア・ライブ』(スクウェア[現スクウェア・エニックス]。スーパーファミコン)の原始編のヒロイン「べる」と似ているので良いと思い、一旦アマゾネスに戻してからプリンセスにチェンジ。これで四人目のプリンセスが誕生する。

敵の本拠地で「ネクロマンサー・オミクロン」を倒してクリアする。クリア後もう一度敵の本拠地へ行くと、オミクロンが持っていたらしい「死者の杖」を貰えるので、これはゴエティックの「ゼル」に使う。

第十五話・白夜(「永久凍土」)

次は「永久凍土」

ここの敵は天使が多い。

敵の本拠地の近くにプリンセス二人を待機させて、ザコが打ち止めになるまで戦う。

ボスはユーシスの姉「セラフィム・ミザール」。一度だけ「ジハード」という神聖魔法を使ってくる。

倒すとミザールは「ユーシス、ラシュディを止めて…、彼は怖ろしい男よ…」と言い残して天に召される。ユーシス「姉さん! しっかりして!」。ラシュディとはこの戦乱を招いた魔法使いで、ミザールは天使の身でありながら彼を愛してしまったのだった。

クリア後もう一度行き、敵の本拠地で「スノーマント」を貰う。

第十六話・空中都市(「天宮シャングリラ」)

次は「天宮シャングリラ」

タイトル通り、ここは浮遊大陸で、地形が「空」のところは空を飛べるユニットでないと落下して死んでしまうので注意。

敵の本拠地で、以前倒したはずの「ガレス」が現れる。「どうした? 死んだとでも思っていたかね?」。彼はどうやら不死身らしい…。不気味だ…。ガレスを倒すと、捕らわれの「デボネア将軍」が現れる。恋人の「ノルン」が居る場合はこのような展開になる。

デボネア「誰だ…? そこに居るのは? ガレスはどこだ?」

ノルン「クアスね! 生きていたのね!」

ここで主人公の「ライドウ」が出てくる。

ライドウ「大丈夫か、デボネア? 酷い怪我だな」

デボネアを仲間にする。

このマップでまた「ブラッドスペル」を入手したので、ナイトの「ベルガー」に使う。

第十七話・ゼテギネア帝国へ(「アラムートの城塞」)

次は「アラムートの城塞」へ進出。

「リナ」が中立モンスターの「タロス」と遭遇したので、説得して仲間に加える。

ある都市で「星の宿り」というアイテムを貰う。これは換金アイテムで、後に売ってしまった。

このあたりで出てくる「サムライマスター」は、後列に居ると「ソニックブーム」という技*6を使ってくるため、意外と苦戦するようになってきた。また「ニンジャマスター」の持つ「忍術」も、全体攻撃魔法と同じような効果があるため厄介である。

ここのボスはマッチョな双子で、「カストル」「ポルックス」である(クラスは「ジェミニ」)。名前はギリシャ神話に由来。倒せばクリア。

もう一度行き、「ブラックロータス」、「沈黙の像」を手に入れる。

第十八話・暗殺者(「ダルムード砂漠」)

次は「ダルムード砂漠」

地名の通り、ここは砂漠地帯であり、徒歩ユニットでは進みにくい。

ここのボスは「ニンジャマスター・プロキオン」「歴史は貴様らのような勇者面した奴らが作ったのではない。我ら忍者が歴史を生み出してきたのだ」と言う。つまり彼は「陰に生きる者・忍者」にも関わらず、歴史の表舞台に立ちたかったのだろう。プロキオンは素早いため、こちらの攻撃は当たりにくいので注意。プロキオンを倒してクリア。…まあ、プロキオンは死んだが、彼の名は多分「解放軍に立ち向かって敗れた忍者」としてこのゲーム上の歴史に刻まれたのだから、それで良かったのかな…と。

ダルムード砂漠クリア後、過去にクリアしたいくつかのマップを回って、アイテムを手に入れたり、サブイベントなどを見ることにした。ここでは詳細は省くが、とりあえず手に入ったアイテムを書いておこう。

  • ティンクルスター
  • ノームの金塊
  • クイックシルバー(後に「ジェム・オブ・ドーン」と交換)
  • 白金のメダル
  • アンデッドロウ
  • 死者の指輪
  • オールドオーブ
  • ドリームクラウン(戦闘後に偶然拾った)
  • ペリダートソード(埋もれた財宝)

「死者の指輪」とは、ネクロマンサーを上位クラスの「リッチ」に変えるアイテム。今回は、プリンセスの「アン」が連れているネクロマンサー「カッツ」に使ってリッチにする。ノームの金塊は換金アイテムで、後に売った。

また、いくつかのマップで「カオスゲート」という異界への扉を発見し、「オルガナ」「ムスペルム」へ行けるようになった。

ここでまたしてもドリームクラウンを見つけたので、今度は「ジャネット」というプリーストを一旦アマゾネスにしてからプリンセスにクラスチェンジする。これでプリンセスは五人目…。まさに「プリンセスがいっぱい!?」である…。ちなみになぜ「ジャネット」が良かったかと言うと、『シャイニングフォース2 古えの封印』(セガ。メガドライブ)に「エルフのアーチャー・ジャネット」が居るから。

第十九話・最後の楽園(「ライの海」)

次は「ライの海」

埋もれた財宝「ソードオブミカド」をまた見つける。他に防具「ホーリークラウン」、武器「青竜の爪」も拾う。

ここのボスの「ランドルス」は聖職者だが、実は金の亡者だともっぱらの噂である。アニメ『スポンジ・ボブ』のカーニさんみたいな人? しかも小心者で、解放軍が近くまで来たと知って怯えているらしい。だが「ランドルス様こそ真の聖職者だと思いませんか?」などと言う人も居たりして…。

他には「タルトという婆さんは、変なことばかり言うので関わらない方がいい」と言う噂も聞く。

敵の本拠地で「バニティ・ランドルス」と会う。「つ、ついに、き、来たな! こ、この逆賊どもめ!」。やはり噂通り小心者らしい…。だが彼は「メテオストライク」という強力な魔法を使う強敵であるため、魔法を防ぐ「ワールド」のカードを投入する。倒せばクリアとなる。 

クリア後もう一度行く。ある都市で「シグムンド」を貰う。また、先ほど聞いた「タルト」という魔女の婆さんに会うと、「賢者の石」を貰える(「ジェム・オブ・ドーン」と「オールドオーブ」所持が条件)。この前プレイ記録(『サ・ガ コレクション』版)を書いた『魔界塔士Sa・Ga』(スクウェア[現スクウェア・エニックス]。ゲームボーイ)に出てくるアイテムと同じ名前だが、それとは関係無い。これを持って「女神・フェルアーナ様の神殿へ行け」などと言われる。

もう一度「天宮シャングリラ」へ行ってみる。あるところで「女神・フェルアーナ」と会い、重要アイテム「ヤルのタブレット」を受け取る。その後、とある教会に行くと「サードニックス」を貰える。

また、アンタリア大陸にもう一度行き、カオスゲートを見つけたので「アンタンジル」という地に行けるようになった。

第二十話・聖杯(「クリューヌ神殿」)

次は「クリューヌ神殿」へ。

「死者の杖」を拾ったので、ゴエティックの「ウッディ」に使ってネクロマンサーに。「ウッディ」と言っても、映画『トイ・ストーリー』のカウボーイ人形ではない。

このマップの都市で「トリニダード」というのがあるが、多分「トリニダード・トバゴ」が由来なのでは…。

ボスは「ジェネラル・ルバロン」。最初はうっかりして「リンダ」を死なせてしまったのだが、復活させてもう一度戦って倒す。倒すと、愛用の剣「ビゼンオサフネ」(「備前長船」がモデル)を譲り受ける。説明文では「古きジパングの暗黒剣」と書いてある。このゲーム上では日本は「ジパング」なのか…。

クリア後にもう一度行く。敵の本拠地で「騎士・パーシバル」と会い、重要アイテム「聖杯」を受け取る。

次回予告

今回は第十一話から第二十話までを攻略した。次回はいよいよ最終回! 「プリンセスがいっぱい!?」な我ら解放軍は、果たしてゼテギネア帝国を倒すことは出来るのだろうか?

*1:以前会ったが仲間には出来なかった女戦士

*2:パラメータアップアイテム

*3:敵ユニットに使うと、リーダー以外を仲間に引き入れることが出来るアイテム

*4:夜行性の獣人。夜だけ虎人間に変身するが昼間はただの人間に近い

*5:巨人族の一種

*6:自らの体力を消耗してダメージを与える