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PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~その2「リンドリンド失踪事件」

 『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~

Wiiのバーチャルコンソール版(現在は配信終了)『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガ。メガドライブ)プレイ記録第二回目。プレイ記録のタイトルは「光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン」とする。これは『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラス。プレイステーション2。以下『超力兵団』)のパロディ(笑)。さらに第二回目のサブタイトルは「リンドリンド失踪事件」とする。これは『超力兵団』第四話「港街連続失踪事件」をもじったもの。

主人公の名前は「カヤ」で、これは『超力兵団』のヒロイン・伽耶にちなむが、イメージとしては「伽耶に憑きし者」の方である。

※以下ネタバレや、個人的な妄想話なども含まれるので注意。

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)

第二回目「リンドリンド失踪事件」

前回は第一章と第二章の途中まで攻略した。記憶喪失の青年・カヤが暮らしていた「ガーディアナ国」が、突如として侵略してきた「ルーンファウスト帝国」の軍隊に滅ぼされ、謎の剣士カインによって「光の剣」という宝を奪われてしまう。隣の国「アルタローン」にもルーンファウストが攻めてきたが、カヤたちの部隊がこれを撃退。アルタローンの地下から「港町リンドリンド」へ向かう。ここからさらに北の「マナリナ」という国に辿り着いたところまで。

洗濯騎士・アーサー登場の巻

マナリナは魔法使いの国であり、ガーディアナの王女アンリ(人間族。魔道士)もここで学んでいる。アンリと会い、ガーディアナが滅ぼされて父王も殺されたことを伝えると、ショックで去って行ってしまう。軍師ノーバは「カヤ様の力で励ましてあげて下さい」などと言う。

ここでアンリを捜して話しかけると仲間になってくれるが、実は仲間にしなくてもそのまま進めたりする…。今回は仲間にする。ちなみにアンリと聞くと私の場合は『メガテン』シリーズに居る悪魔「アンリ・マンユ」(別名は「アーリマン」)を思い出してしまう…。

なお、ここで洗濯をしている「アーサー」というケンタウロスの男が居るが、「戦いに向いてないので、洗濯の仕事をしている」とのこと。アーサーという名前から察すると、「円卓の騎士」(『アーサー王伝説』)をパロって「洗濯の騎士」にしたのだろうなぁ(笑)。

「シャイニングフォース」誕生!

マナリナに居る「オトラント」という偉い魔道士と話す。地下の「暗黒洞窟」へ行き、「輝きの玉」なるものを取ってくるように言われるので、地下へ。ここがバトル6。ボスは「スケルトン」であり、これが守っている宝箱から「輝きの玉」を手に入れれば良いが、ゾンビやオオコウモリなども相手にしなくてはならない。

スケルトンを倒し、見事に輝きの玉を手に入れたカヤは、地下の奥にある「神々の泉」と呼ばれる泉でこれを使用する。すると精霊が現れて、これから先やらなければならないことを告げる。「あなたたちが神々と呼んでいるのは古代人のことです…。神々の遺産が怖ろしいものと言われているがそれは間違い。それは古代の文明のこと。しかしそこに封じられているものは大変怖ろしいものです…。ある者が悪しき心を持ってその封印を解こうとしている。あなたはそれを止めなければならない…」と。記憶を失っているカヤには何が何だか分からないのだろうけど、とりあえずこの先は「神々の遺産」の封印を解こうとする者を倒しに行くことになるのだろう。

オトラントと再び会うと、カヤたちの部隊に「シャイニングフォース」という名前を授けてくれる。

悪魔召喚師?

マナリナには面白いサブイベントが多いので紹介しよう。オトラントの助手らしい女性は「まともなのはオトラント様ぐらい…、他の人はとにかく変なのですよ!」などと言うが、まさにその通りである(笑)。

まず、ある魔道士の部屋に置かれている奇妙な機械を調べると「ドミンゴ卵」が手に入るが、これは今は使えない。しかしずっと持っていると…(これはまたいつか)。

「実験バーサン」と話して実験台になることを同意すると、ニワトリに変身させられてしまう。「なんと旨そうなニワトリじゃろう!」。この状態で人と話すと「餌が欲しいのかい?」とか「何でこんなところにニワトリが居るんだ!」などと言われる。「動物が好きだが人間は大嫌い」だという兵士と話して道を開けてもらい、奥の部屋に居る「偉い魔道士」と話すと元に戻れる。

「召喚オジサン」と話すと、何か怖ろしいものを召喚するのを見られるのだが、召喚されたのは怖い奥さんだった(笑)、という結末…。悪魔召喚師になるには百年早い?

他にも張り紙には「ケンカに魔法を使わないこと!」と書いてあったり、「ワシの部屋を魔法でメチャクチャにしおって!」と憤る魔道士など、とにかく面白いイベントばかり。

リンドリンド失踪事件

リンドリンドへ戻る。いつの間にかサーカステントが建っているが、「いつまで経ってもサーカスが始まらない」とのこと。

リンドリンドの議長と話すと「先日は失礼なことを言ってしまい、申し訳ない。私の孫が数日間行方知れずになっているので、捜し出してくれたら船を貸そう」と言われる。

一旦マナリナに戻り、洗濯騎士・アーサーと話すと「さっき聞いたんだ、あんたたちがルーンファウスト軍と戦っていると…。俺ももう一度だけ自分の力を試したくなってな」などと言って仲間になってくれる。別に仲間にしなくても良い。ただ、アーサーは初期段階ではヒットポイントも低く、非常に弱いのが難点だ…。しかしじっくりと育てると…。ちなみにアーサー自ら「戦場で足手まといになったら見捨ててくれても構わん」と言うのも、最初は弱いことを暗示しているのだろう…。

サーカステントの近くの男と話すと、「議長の孫が? もしかしたらサーカスの奴らに…。捜しに行くのはいいが、気を付けて行くんだぞ」と言って、中に入れてくれる。

テントの中に、アルタローンで会った占い師・ミシャエラが居る。どうやら彼女はルーンファウストの者らしい。ガーディアナの残党であるカヤたちを始末するため、「ミシャエラドール」という分身の人形を仕向けて去って行く。ここがバトル7となる。

ここでは「ヘルピエロ」、「ドール」、「パペット」といった魔法で動く人形たちも襲ってくる。パペットは不思議な力で体力を吸い取るという不気味な人形である。ミシャエラドールの持つ「フリーズ」(氷魔法。『メガテン』で言えば「ブフ」)は強力なのだが、今回は幸いなことに一回物理攻撃を食らっただけで済み、あっさり撃破した。

クリアすると議長の孫が出てくる。「ダークソルに魂を捧げるため」にミシャエラにさらわれたらしいが、ダークソルとは何者か? それはいずれ分かるだろう。孫は家に帰って行った。ちなみにこのあたりの話は江戸川乱歩の小説でもありそう。昔の日本では「サーカスや見世物小屋に誘拐された子どもが売られる」なんて噂話はよくあったのだろうし。

あー、船が燃えちまうとは!

テントを出て議長と話すと、孫を助けてくれたお礼に船を譲ってくれるが、乗ろうとするとミシャエラが現れる。ミシャエラドールを倒されたことを恨んでおり、いつの日かカヤに復讐することを誓い、船に火をつけて去って行くのだった。

船が沈むのを見る。船の管理人の老人は「あー、船が燃えちまうとは! あんたたちもついとらんねえ…」と言う。

議長に相談すると、船はリンドリンドよりはるか北東の「ウランバートル」という国にしか無いという。ウランバートルと言えばモンゴルの首都であるが、この世界の場合はモンゴルとは関係無いのだろう。ウランバートルへは長い道のりだと言うが、カヤにはそれを乗り越える覚悟があることを示すと、議長は「シェードの教会へ行って案内人を雇うと良いでしょう」と言う。外へ出ると、シェード教会へ行けるようになっている。

なお、サーカステントクリア後に芝居小屋へ行くと、芝居の内容が変わっており、「正義のシャイニングフォースがルーンファウストを倒す」という話になっている。この変わりようは一体何なのか(笑)。

今回はここまで。

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)