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PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~その3「魔人ダークソル現る」

 『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~

Wiiのバーチャルコンソール版(現在は配信終了)『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガ。メガドライブ。以下『神々の遺産』)プレイ記録第三回目。プレイ記録のタイトルは「光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン」とする。これは『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラス。プレイステーション2。以下『超力兵団』)のパロディ(笑)。さらに第三回目のサブタイトルは「魔人ダークソル現る」とする。これは『超力兵団』第弐話「怪人赤マント現る」をもじったもの。

主人公の名前は「カヤ」で、これは『超力兵団』のヒロイン・伽耶にちなむが、イメージとしては「伽耶に憑きし者」の方である。

※以下ネタバレや、個人的な妄想話なども含まれるので注意。

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)

第三回目「魔人ダークソル現る」

前回は第二章の途中まで攻略した。魔法の国マナリナ偉い魔道士オトラントより「シャイニングフォース」の称号を得たカヤたちは、港町リンドリンドへ戻る。議長から「行方不明の孫の捜索」を頼まれ、怪しいサーカステントを調べると、占い師を名乗っていた女「ミシャエラ」と再会する。どうやらルーンファウストの者らしい。彼女が仕向けた「ミシャエラドール」を倒して子どもを助け、議長からお礼に船を貰うもののミシャエラによって焼かれてしまう。船のあるウランバートルへ行くためには「シェード教会」で案内人を雇えと言われたところまで。

不気味な教会…

さて、カヤたちはシェード教会へやって来たが、どうも様子がおかしい。「ガーディアナに王女アンリ様がお生まれになった」と、ずっと昔の話をする人が居たり(裏設定ではアンリは十代後半らしい)、「アルタローンは貧しい国だ」と、今とは違うことを言う人も居る。地下の遺体安置所に居る男は「ここはどこだ…、俺はなぜここに居るんだ…」などと言っている。鐘つき堂にいる男は何かに怯えているようだ。

ここにある本棚で教会の記録を読むことが出来る。「我が教会の目的は、いつの日か現れる若者にその大いなる使命を伝えること…。神々の遺産…、その正体を知る者は少ない。それがどんなに危険なものか…。神々の遺産と呼ばれるもの、それは神々が作った…」とあるが、それから先は破り取られていて読むことが出来ない。

ここをうろついていると、人々が道を塞いでくる。神父と話すと「祈りを捧げられるなら奥へどうぞ」などと言う。奥へ行くと礼拝堂があるが、周囲に墓地もある。だが墓は掘り返されている…、しかもつい最近掘り返されたらしい…。一体誰が?

礼拝堂へ行くと、人々が追いかけてきて出られなくなってしまう。奥まで行くと鳥人の男が「逃げろ! これは罠だ!」と叫ぶ。

魔人ダークソル現る!

気が付くと、さっきまで人間だと思っていたものがみんなゾンビに変わっているのを見る。先ほどの神父がやって来て「御祈りは済んだようだね、カヤ!」と言うのだが、次の瞬間謎の男に変身する。ここでは名を名乗ることは無いが、彼の正体はルーンファウスト軍の軍師・ダークソルなのだ!

「君がシャイニングフォースを指揮していたとはな…、ルーンファウスト軍が手こずるわけだ。どうした? その不思議そうな顔は。そうか…あの時に記憶を! 私を覚えていないとは残念だ」

…などと彼は言うが、カヤとは知り合いだったのだろうか?

「神父のことは諦めるのだな、手強い奴だったが、始末した。さあ、お喋りの時間は終わりだ。もっと相手をしたいところなのだが、私も傷を負わされたのでね。グールよ! 後の始末を頼むぞ」

…と言って去って行った。ここがバトル8で、ゾンビの群れやスケルトン、グールを倒せばクリアとなり、鳥人バルバロイと妻のアモンが仲間になる。ウランバートルへ行くには「バストーク」と呼ばれる地を経由する必要があるのだが、彼らが案内人になってくれるという。ここで第二章は終わる。

なお、第二章の話と『超力兵団』の第四話は妙に似たところがあるのだが、詳しくはこちらで。

kirishimaloda6915.hatenablog.com

ちなみに「一見人間だと思ったのに実はゾンビだった」という話は『真・女神転生』(アトラス。スーパーファミコン他)の六本木での出来事と似ている…。

こちらを参照。

lucyukan.hatenablog.com

これは余談だがダークソルは実は…

なお、第二章でシェード教会を出る前にもう一度鐘つき男と話すと(彼はゾンビでは無かった)、ダークソルが突然この教会に来て、「神々の遺産の謎を他人に伝えさせないため」に神父を襲ったことが明かされる。その時神父も魔法で立ち向かい、ダークソルに傷を負わせたことも分かる。この話を聞くと…、ダークソルという人は少々抜けたところがあるようだ…。神父が手強い相手だとは知らずに一人でシェード教会に行ったのだろうか…。それと先ほど本棚で見た「教会の記録」の一部が破り取られていたが、彼が持ち去ったのだろう。

バルバロイによると「ダークソルは教会に眠る魂を貪り食ってしまった」らしいが、彼は人間では無いのだろうか…。言わば「魔人」の一種なのだろうと思える。墓を掘り返したのもダークソルなのであろうが、死体をゾンビに作り替えたのも彼なのだろう。実は一種の「ネクロマンサー」なのかも…?

余談なのだが、『シャイニングフォース2・古えの封印』(メガドライブ)では彼は「悪魔王」という設定になっているので、やはり人間では無かったのだろう…。人間に見える姿は世を忍ぶ仮の姿だったのか…。

また、『シャイニングフォース外伝・ファイナルコンフリクト』(ゲームギア)での話によると、実は彼は前回会った魔女「ミシャエラ」の夫なのだ*1 さらに、『シャイニング』の一作目『シャイニング&ザ・ダクネス』(メガドライブ)に出てくる悪役・メフィストの父親でもある。…そう考えるとこの人、一見すると硬派なのに実は部下の女に色目を使うような男だったのか(笑)。激しい戦いの最中に、ミシャエラと逢引きを繰り返していちゃついてるうちにうっかりして(?)彼女を妊娠させてしまったので、責任を取って結婚したのかねぇ…、などと妄想が尽きない…。

バストークの採石場へ

閑話休題。第三章「ルーンファウストの秘密兵器」を開始する。

バストークは女や老人、子どもばかりで男の姿が無い。どうやら、ルーンファウスト軍が男たちを「採石場」へ連れて行って強制労働をさせているらしい。しかもこの国の王・ザッパ(ウルフリング族)は、ルーンファウストの策略で狂暴化されており、自ら牢獄に閉じこもってしまっている…。この時点ではまだ採石場には行けず、外に出ることも出来ない。

ザッパの代理人の女性と話し、採石場への入り口を開けてもらう。どうやら「レーザーアイ」なる兵器を掘り出すのがルーンファウストの目的らしい。ここに居るアーチャーの女性「ディアーネ」(エルフ族)と話すと仲間になるのだが、今回は加えないことにした。仲間にしないまま採石場をクリアするとディアーネは姿を消してしまい、二度と仲間にならない。

採石場では既にレーザーアイの掘り出しは終わっており、責任者の「マスターメイジ」「バストークの男たちに用は無い、穴にでも埋めておけ!」などと酷いことを言っているが、カヤたちの到着に気付くと襲いかかって来る。ここがバトル9。クリアすると洞窟の奥で「月光石」を入手出来るのだが、実は必ずしも入手しなくても良かったりする。

ザッパはもう助からないのかも…

採石場をクリアした時点で、外に出られるようになっている。採石場で強制労働させられていた男たちも戻ってきている。

月光石があれば「ステトラ博士」「月のしずく」を作ってもらい、ザッパに飲ませることで正気に返して仲間に出来るのだが、実はザッパは必ずしも仲間にする必要は無い。今回は月光石は入手せず、ザッパは仲間に入れないことにした。…この場合、ザッパは一生あのままなのか? それとも月光石を他の人が見つけて助けるのだろうか…。

獣人のザッパは人気のあるキャラクターなのだが、私は「ジェネリック『シャイニングフォース』」とも呼べる『フェーダ~エンブレム・オブ・ジャスティス~』(やのまん。スーパーファミコン)に出てくる「アイン」さんの方が好きだなぁ…。明らかにザッパがモデルなのだが(もしかしたらザッパの子孫かも知れない…)、日本刀を振り回す姿がカッコいいからだろうか…。

またバストーク内では、コーキチという爺さんと助手に会うことも出来る。彼はプロペラとエンジンを身に着けて空を飛ぶ研究をしているらしく、その実験を見せてくれるが、残念ながら失敗してしまう。だが、後に…。しかし、この時代*2にプロペラとエンジンで空を飛べる技術なんかあるかよ(笑)、とも思ってしまうが、まあ所詮はファンタジーRPGだから何でもありか…。

他に「私も仲間にしてください」と言うモブキャラも居るが、「はい」でも「いいえ」でも結局仲間にはならないのだった。こういうお遊びは好きだ。また冒険家「ボーケン」が崖登りを達成したのも見られる。

外に出るとまたも敵が襲ってくる。ここがバトル10となる。ここをクリアして「一本橋」と呼ばれる橋まで到着したところで今回は終了!

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)

*1:『神々の遺産』では単なる上下関係だが

*2:中世ヨーロッパがモチーフ