ろーだいありー

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~その4「不動のレーザーアイの秘密」

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~

Wiiのバーチャルコンソール版(現在は配信終了)『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガ。メガドライブ)プレイ記録第四回目。プレイ記録のタイトルは「光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン」とする。これは『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラス。プレイステーション2。以下『超力兵団』)のパロディ(笑)。さらに第四回目のサブタイトルは「不動のレーザーアイの秘密」とする。これは『超力兵団』第六話「伍色不動の秘密」をもじったもの。

主人公の名前は「カヤ」で、これは『超力兵団』のヒロイン・伽耶にちなむが、イメージとしては「伽耶に憑きし者」の方である。

※以下ネタバレや、個人的な妄想話なども含まれるので注意。

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)

第四回目「不動のレーザーアイの秘密」

前回は第三章の途中まで。光の軍勢「シャイニングフォース」を率いる青年カヤは、船を求めて港町「ウランバートル」へ行くための案内人を雇うために「シェード教会」へ向かったが、そこはゾンビのうろつく滅びの教会だった。ダークソルというルーンファウスト軍の軍師と出会うが、すぐに立ち去ってしまう。バルバロイとアモンという鳥人夫婦の案内で「バストーク」まで来るが、ルーンファウストの計略で男たちは「レーザーアイ」という兵器発掘のために強制労働させられていた。現場指揮者のダークメイジを倒して男たちを解放し、あえてバストークの王ザッパは救わずに外に出て、「一本橋」に辿り着いたところまで。

裏切り者・ペイル

一本橋に付くと、一人のケンタウロスの騎士が上官である「シルバーナイト」と口論しているのが見られる。彼はペイルという傭兵で、ルーンファウスト軍に金で雇われているのだが、「卑怯な作戦には手を貸せない」と言い張る。逆上したシルバーナイトがペイルを谷に突き落としたところからバトル11がスタートする。

ここにあるデカい目玉のような兵器こそが、前回ルーンファウストが発掘した「レーザーアイ」である。メガテン脳の私が見ると『超力兵団』に出てくる巨大な目玉型悪魔「イチモクレン」にしか見えない(笑)。

不動のレーザーアイの秘密

このレーザーアイの特長は、全く動かず通常攻撃もしてこない代わりに、六ターンごとに「敵味方関係無く一定のダメージを与える、広範囲のレーザー光線を放つ」という恐るべきものだ。敵と味方の区別が付かないらしい。なので、ヒットポイントの低いユニットは初期位置で待機させ、レーザー光線が当たらないようにした方がいい。進軍ユニットには回復アイテム「回復の実」を複数持たせることも有効。

今回は一回だけレーザーを放ってきたが、あとは一気に近寄って攻撃して破壊することが出来た。あとはリーダーのシルバーナイトを倒せばクリアだが、次の瞬間死んだと思われたペイルが現れて「あんた、命知らずもいいところだぜ! だがその根性が気に入った!」と言って仲間になってくれる。ここで第三章は終了。

ちなみにペイルと聞くと『メガテン』に居る「ペイルライダー」しか思いつかない…。

パオトレインとパオパブとヨーグルト

第四章「バルバザークの大要塞」が始まる。

このシナリオは「パオ」という地から始まる。ここには「パオトレイン」と呼ばれる列車が留まっており、パオの人々はこれに乗って移動する遊牧民である。要はモンゴルをモデルとしているのだろう。モンゴル人の住む住居は「パオ」と呼ばれるし(モンゴル語では「ゲル」。「パオ」は中国語)。

最初は列車に入れないが、周辺を見回すと教会があったり、「パオパブ」という生き物の農場があったりする。パオパブとは羊みたいな生き物であるが、名前の由来は植物の「バオバブ」だろう…。鳴き声は「パオー」。

また、ここで以前見かけた「ヨーグルト」という生き物が再び現れるが、これを見つけて本陣に行くと、勝手に仲間に加わっているのが確認出来る。これはただのマスコットキャラクターであり、戦力にはならないが。

余談だが、王女アンリをレギュラーから外して本陣で話しかけると、僧侶ロウにセクハラされたと訴えるのを聞けるが、以前言った「ロウは僧侶のくせに好色家」というのはこういうことで…。『超力兵団』で言えばラスプーチンのような(笑)。

愛国者エリオット将軍

パオの住人が「カヤってのはあんたのことかい?」と尋ねて来るので「はい」と答えると、「あんたに用があるって人がさっきから待ってるぜ」と言う。カヤに用がある人物とは「エリオット将軍」というドラゴニュート族の男。人の話によると彼は「盗賊に襲われた人々を助けてくれる良い人」なのだが、実はルーンファウスト軍の者である。

エリオット将軍に話しかけてみる。彼の話によると、「元々ルーンファウストは平和な国で、ラムラドゥ皇帝もいい人だったのだが、一年前に軍師ダークソルが現れ『神々の遺産』を手に入れれば世界を征服出来ると皇帝に言うようになってからおかしくなり、侵略国家になってしまった…、私はルーンファウストが悪い方向に向かっていることは知っているが、愛国者故に皇帝には逆らえない…、災いの元はダークソルなのだ…、次に会う時は戦う時であろう…」、というような話をして去って行った。

…元々は平和であったがある時から侵略国家になった帝国というと、やはり『超力兵団』の舞台にもなっている大日本帝国しか思いつかないのだが…。『超力兵団』で言うならエリオット将軍は「宗像」(陸軍将軍。スクナヒコナに憑りつかれる以前はごく普通の軍人だった)に該当するだろうか。

エリオット将軍が去るとパオトレインに入れるようになるが、続きは次回で!

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)