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PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~その5「消えたパオトレイン」

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~

Wiiのバーチャルコンソール版(現在は配信終了)『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガ。メガドライブ)プレイ記録第五回目。プレイ記録のタイトルは「光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン」とする。これは『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラス。プレイステーション2。以下『超力兵団』)のパロディ(笑)。さらに第五回目のサブタイトルは「消えたパオトレイン」とする。これは『超力兵団』第壱話「消えた資産家令嬢」をもじったもの。

主人公の名前は「カヤ」で、これは『超力兵団』のヒロイン・伽耶にちなむが、イメージとしては「伽耶に憑きし者」の方である。

※以下ネタバレや、個人的な妄想話なども含まれるので注意。

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)

第五回目「消えたパオトレイン」

前回は第三章から第四章途中まで。光の軍勢「シャイニングフォース」を率いる青年カヤは、「バストーク地方」にある「一本橋」に辿り着く。そこでルーンファウスト軍の秘密兵器「レーザーアイ」を打ち破ってバストークを越え「パオ」という地までやって来た。ここには「パオトレイン」が停車していた。パオトレインの周辺でルーンファウストの将軍「エリオット」と話し、「次に会う時は戦う時だろう」と告げられたところまで。

パオの王・コロン

エリオット将軍が去るとパオトレインに入れるようになっている。パオの王・コロンはまだ幼い娘であるが、予言者でもあるらしい。

コロンは「エリオット様はルーンファウストの悪事に加担していることを恥じている…、しかし皇帝の命令に逆らうことは出来ないので、あなたと戦うことになるのでしょう…」といった話をする。この後もう一度話すとパオトレインは出発してしまうので、その前に店で買い物をする。

また「アーネスト」というケンタウロスの騎士とも会える。「一族をバルバザークに滅ぼされた…、いつか復讐を果たすのが望みだ…」というようなことを言っている。バルバザークとはルーンファウストの軍人であり、すぐ近くにある「ウランバートル要塞」を守っているようだ。

消えたパオトレイン

もう一度コロンと話して「はい」と答えると、パオトレインは居なくなってしまう(本陣と教会は残っている)。すると、以前バストークで会った「コーキチ」が飛んでくるのを見る。ついに「プロペラとエンジンで空を飛ぶ」ことに成功したようだ。彼は勝手に仲間に加わる。

また、もう一人「バンガード」というケンタウロスの騎士も居るのだが、今回は仲間にしないことにした。こいつは大酒のみの騎士である…。

エリオットの最期

外に出ると、エリオット将軍が部下を引き連れて現れる。「ついに来たか、シャイニングフォース…、いや、カヤよ…。力の限りかかってくるがいい」と言ってバトル12が始まる。

ここで現れる「リザードマン」のうちの一体は「ヒートアックス」(魔戦士専用の武器)という特殊武器を持っていて、攻撃力が高いので要注意。こいつを倒した時にアイテム欄に空きがあると「ヒートアックス」を拾えることがある。

エリオットを倒すと「シャイニングフォースの力、しかと確かめた。これならば任せられる…、全てはダークソルが企んだこと…、奴を倒し、その野望を打ち砕いてくれ!」と言い残して絶命した。

エリオットは実は良い奴なのは分かるんだけど…、ただ「ジェネリック『シャイニングフォース』」とも呼べる『フェーダ~エンブレム・オブ・ジャスティス~』(やのまん。スーパーファミコン)に登場する、エリオットがモデルである悪役「バート」が「自分の息子まで粛清しようとする」かなり嫌な奴だったので(エリオットの子孫なのだろうか?)、その悪印象が忘れられないためか、個人的にはそれほど良い印象が無い。

パオトレイン再び

エリオットを倒すと、再びパオトレインが現れるので入ってみる。

パオパブ農場には以前会った「ガンツ」が居るのだが、今回は無視する。農場の主は「変な奴のせいでパオパブが怯えちまっただよ!」と言う。パオパブの中には「パパパパパパパパパパパパパパパオー」なんて変な声で鳴く奴が居る。

コロンと話し、バルバザークの要塞にアーネストが突入したことを告げられる。手助けして欲しいとのこと。

また、「卵を温めてすぐに孵してしまう」という、この時代にはあり得ないような機械(現代でもあり得ない)を持っている男に会う。ここでずっと持っていた「ドミンゴ卵」を孵してもらうと、「ドミンゴ」(魔法生物)が仲間になる。「卵から生まれた者は哺乳類じゃないのでちゅよ!」などと喋る。

ちなみにリメイク版『シャイニングフォース・黒き竜の復活』(ゲームボーイアドバンス)ではドミンゴの喋り方が変わってしまったのは許しがたい…。やはり「でちゅ」の方が良かった…。

アーネストの救出

バルバザークの要塞に突入する。ここがバトル13。

ここでは、「ヘルハウンド」「ブラスローダー」という二体のボスが居るが、どちらを先に倒したかによって展開が変わる。今回はヘルハウンドを先に倒す作戦で。ちなみにヘルハウンドは首が二つある犬のようなモンスターであるが、『超力兵団』のオルトロスもそうだった…(こちらでは上位の「ケルベロス」は首が一つ)。厄介なのは、ヘルハウンドは防御力無視で大ダメージを与える「炎のブレス」を時々吐くこと。

見事突破して中に入ると、バルバザークの待つ港へ出られるのだが、アーネストを助けないとバルバザークとは戦えないことになっている。港には教会や店も出来ている。また「バルバザークはアーネストをケルベロスのエサにしてやる、と言っていた」という話も聞ける*1。…余談なのだが『超力兵団』の第壱話で、これと似たようなセリフがあった。それはある女性の「怪物のエサにされちゃうわよ!」というセリフ…。他に「悪賢いバルバザークは自分だけ逃げるつもりだ」なんて話も聞く。

アーネストを捜し出して話すと「壁を崩すまでは良かったが、もう動けん」などと言うが、バルバザークを倒すために仲間になってくれる。助けた後に聞ける話によると、「アーネストは自分でケルベロスを倒した」とのこと。こちらのシーンは今回は見られなかったが、先ほどのマップでブラスローダーを先に倒した場合は見ることが出来る。

バルバザーク粛清

アーネストを助け、バルバザークの待つ港へ行くとバトル14が始まる。バルバザークは禿げ親父(笑)だが、攻撃力が高く、ヒットポイント自動回復能力もあるので注意。

バルバザークを撃破すると、「お前たちは船が欲しいんだろう、船はやるから命だけは助けてくれ」と命乞いをしてくる。承諾するとバルバザークは「船はやる、どこへでも…」と言うのだが、それが上官である軍師ダークソルの怒りを買ってしまったようで、「バルバザークよ、私を裏切ったな…。お前の体を作り変え、ドラゴンマスターの地位を与えたこの私を裏切ったのだな…」というダークソルの声が聞こえてくる(姿は見えないがすぐ近くに居るのだろう)。バルバザークは「お許しください!」と許しを請うが、ダークソルは「許せんな…」と言ってバルバザークを粛清してしまう。

バルバザークは今わの際に「カヤよ、お前に教えてやろう。ダークソルは恐ろしい奴だ…、俺も、ラムラドゥ皇帝も、そして…」と言い残して絶命した。ダークソルは「バルバザークの約束だ、船はくれてやろう、地獄への船出に使うといい」と言う。

ついに船を手に入れたカヤたちは、東へ向けて出発するのだが…。続きはまた次回!

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)

*1:ここで言うケルベロスはヘルハウンドの色違いモンスター