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シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第九回目

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(※画像はイメージです)

 

シリーズ 「超國家機関ヤタガラス」はなぜ怖ろしいのか?

・第九回目「第拾壱話の問題点と、最終話のリプレイ」

はじめに

※このブログは、『女神転生(メガテン)』ファンの個人による非営利ブログであり、発売元のゲームメーカー様とは一切関わりありません。予めご了承ください。

※この記事は2020年7月23日に加筆・修正・訂正済み。

 

このシリーズ記事は、アトラス社が2006年にプレイステーション2専用ソフトとして発売したRPG『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』。『メガテン』シリーズの一種。現在は絶版)に登場する架空組織「超國家機関ヤタガラス」(以下「ヤタガラス」。極右思想・天皇崇拝思想を持つ)を徹底的に批判すること、『超力兵団』の問題点を暴き出すこと、この『葛葉ライドウ』シリーズは一切封印すべきである(特に『超力兵団』に関して)と訴えることを目的としたものである。なぜこのシリーズ記事を書くのかと、このゲームの概要については、前回までの記事を参照のこと。下記は、第一回目~第八回目までのリンク集である。

 

lucyukan.hatenablog.com

 

この記事は、「日本の右派による歴史修正(改竄)主義に徹底して対抗する」立場、「天皇制は差別制度であり、昭和天皇には戦争責任がある」と考える立場から書いている。
ただし、私はいかなる宗教団体・政治団体・市民活動団体・右翼団体・左翼団体などとは一切関わりを持っていないこともお断りする。

 

この記事にはゲームの「ネタバレ」も多く含むので注意。

また、このゲームをプレイされたことが無い方には理解できないであろうことは、お断りしておく。

 

このシリーズ記事で『超力兵団』に関わる事柄は、主にゲームソフト『超力兵団』と、続編の『デビルサマナー葛葉ライドウ体アバドン王』(こちらもPS2専用ゲームソフトで、2008年発売。現在は絶版)、及びこの二作の説明書・各種公式攻略本や、『超力兵団』の公式設定資料集を元に書いたものであり、この二作を題材とするメーカー公認のコミカライズ、ノベライズ、ドラマCDなどは一切参照していないことも予めお断りする。

 

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今回のテーマと前回のおさらい

前回・第八回目は『超力兵団』の第拾話(第十話)「帝都炎上!」について解説した。今回は、その次のシナリオである第拾壱話(第十一話)「宇宙への挑戦」を簡単に解説することと、最終話である第拾弐話(第十二話)「人の想い 心の絆」のストーリーの流れ(特に最終ダンジョン突入後~ラストバトルまで)と、第拾弐話で見られるセリフをリプレイのような形で収録することを目的としている。第拾弐話には様々な問題点があるが、それについては次回以降に詳しく解説するとしよう。

その前にまず、第八回目のおさらいをしてみたい。

第拾話のあらすじと、問題点を簡単に説明しておく。


ライドウの上司・鳴海(探偵の男)が姿を消してしまい、行方を追うと彼は「陸軍軍人・宗像」(これまでも何度か会っている、ライドウと敵対する軍人)の野望を止めるために「陸軍地下造船所」へ向かったことが判明する。鳴海はなぜ宗像を知っているのだろうか。
造船所最深部で鳴海を救うが、その際鳴海はかつて陸軍に所属していて、宗像のことも知っていたことが判明する。鳴海によると、「宗像さんは国を強くすると言っていたが、やがて国を破壊する方向へ暴走していった」のだという。
宗像と対面すると、彼の正体が判明する。彼は、本来は国を愛する真面目な軍人であったのだが、いつからかヤタガラスに復讐を誓う「国津神・スクナヒコナ」(本来は「国津神・オオクニヌシ」とともに国づくりをした神。詳しくは『古事記』・『日本書紀』を参照のこと)に憑依されていたのだ。
宗像が製造した「軍艦に変形する巨大ロボット」が動き出し、帝都を破壊するようになる。スクナヒコナを倒し、外に出ると、巨大ロボットが暴れていて、帝都が炎上しているのが見えるのだった…。

 

第拾話には問題点がいくつかあるが、もっとも重要なのは鳴海が「かつてヤタガラス(というより「神武天皇」なのか?)に倒された神・スクナヒコナ」に対して、「馬鹿な、何千年もの昔の恨みなんて、今の俺たちには関係ねぇだろ!」と言うことだと思っている。つまり、「日本が過去に起こした戦争(特にアジア・太平洋戦争)や、日本軍『慰安婦』制度、植民地支配、731部隊の人体実験などのことは、今の日本人には関係ない。韓国や中国に謝罪する必要などない」という、歴史修正(改竄)主義の右派の言説に似ていることだ(詳しくは前回記事を参照)。


では次に、第拾壱話についてざっくりと解説する。

 

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第拾壱話「宇宙への挑戦」のあらすじ

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(※画像はブログ執筆者のコレクションより。イメージです)

 

第拾話で暴れ出した、宗像製造の巨大ロボ(これを「オオマガツ」という)。これのせいで帝都は被害を被り、特に港町の晴海町では熱風により、多数の死傷者が出ているという。
このロボットを止めるためには、動力源である「衛星タイイツ」なるものを破壊する必要がある。そこで、九十九博士(以前からの知り合いで、変わり者だが高い技術力がある博士)の協力を得て、宇宙まで飛べるロケットを製造し、相棒の黒猫・ゴウトと、仲魔一体を乗せて「衛星タイイツ」まで発射することになる。その際、ダークサマナー・ラスプーチンの協力も仰ぐことになるが(半ば強引にだが…)、彼の正体は人間ではなく高性能のアンドロイドだった。
そしてロケットは発射され、ゴウトと仲魔の力によりタイイツは消滅し、ロボットは動きを止めた。だがゴウトと仲魔は犠牲となってしまう…。ただし、ゴウトの魂は肉体を無くしても、消滅することはないようだ。詳しくは後述。

第拾壱話終盤の、ゴウトのセリフを紹介しよう(読みやすいように一部句読点を足したが、基本的に原文のまま)。

 

「…これでいい。あの化け物も動きを止め、帝都は助かるだろう。

だが…、全てが終わった訳ではない。復讐を告げたスクナヒコナの背後に、この衛星を使い化け物を操った者がいる…。大道寺伽耶…、彼女にとりついている何者か…、それを探るんだ。

正体の知れぬ、強い力を感じた…。だが、お前なら大丈夫だ。二代目以降全てのライドウを見てきた俺だが…、お前が一番、見込みがあった。

…では、さらばだ。そして、頼んだぞ。我が名を継ぎし男…、十四代目葛葉ライドウよ!」

 

このセリフの中で、「お前が一番見込みがあった」というのが気になるのだが、これはまたいずれ。

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ゴウトの正体

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(※画像はブログ執筆者撮影による。イメージです)

 

今まではゴウトについては語っていなかったが、今回改めて解説しよう。


ゴウト(業斗童子/ゴウトドウジ)は、一見ただの黒猫なのだが、その魂は「元デビルサマナー」で、さらに「咎人」であるという(ライドウの相棒であるゴウト以外にも、同じような者が複数存在するとか…)。遠い昔、何らかの罪によりこの姿にされ、罪滅ぼしのために後人のデビルサマナーを指導する役割が与えられている、とのこと(ゴウトは人間語を喋っているように見えるが、実際はこの言葉は「デビルサマナーにしか聞こえない」ものらしい)。第拾壱話のゴウトのセリフからすれば、このゴウトの中身は「初代のライドウ」であると考えられる。
以前ゴウトについて「何かおぞましいものを感じる」と書いたのは、このことだ。つまり、「ヤタガラスの命令に従わなければこのような姿にする、と脅して、言うことを聞かせようとする装置」ではないか。これだけでも、ヤタガラスの怖ろしさは分かると思う。


ゴウトに関しては、私はある独自論を持っているのだが、これについてはまた次回以降に。

 

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第拾壱話の問題点

では次に、第拾壱話の問題点を解説する。

第拾壱話は、「日本(国体)を護るために自己犠牲を払うことは素晴らしい」という意味合いの話なのではないか、と思う(最後はゴウトと仲魔が犠牲になってしまうから)。「大正天皇を救わなければいけない」第七話にしてもそうなのだが。若年層には好ましくないと思う。

さらに、晴海町では瀕死の人々が居るが、助けることは出来ない。瀕死で「お水を…ちょうだい…」などとつぶやく人が居るのは、このゲームの歴史上ではまだ起きていないが後に起こるであろう「広島・長崎への原爆投下」、または「東京大空襲」を暗示しているのか? 他に「熱さに耐えかね海に飛び込んだ者も…」といったセリフも聞けるが、これも原爆投下の暗示のような気がする。

しかし、「葛葉一族の使命は人を守ること」だとされるが*1、それならばなぜ目の前で苦しむ人を助けられないのか? そのくせ第七話では「天皇」を救っているという…(ちなみに、よく考えるとこの時代の天皇は「現人神」なので、正確には「神」を救ったということなのか?)。

さらに言うならば、本当に「人を守るのが使命」なら、天皇崇拝のヤタガラスを滅ぼして天皇制を廃止し、大日本帝国も滅ぼし、「天皇の名の下に」将来起こる戦争を防いで、一般市民を守るべきだろう。さらに、日本の植民地にされている韓国や台湾を解放し、韓国人と台湾人を救うことも必要だと思うが、なぜそれをしないのだろうか。これでは、「葛葉一族の使命は天皇と国体とヤタガラスを守ること」だとしか思えない(第七話を見れば明白ではあるが)。コンセプトと実際のストーリーには矛盾が多い。

なお「葛葉一族の使命」に関して、私はある独自論を持つが、それはまた次回以降に。

 

1931年の日本で、有人飛行(ここでは悪魔と猫だが…)の出来るロケットを作って、実際に宇宙飛行を達成するとは、荒唐無稽な話だ。これは、嘘でもいいから「日本の技術は昔からすごかったのだ」としたい(または若者にそう思わせたい)制作者の思いなのか? とも考えられるが。最近流行っている(好ましくない流行だが)「日本スゴイ」論みたいな。

 

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第拾弐話開始直後の展開

ではここからは、第拾弐話「人の想い 心の絆」を解説しよう。まずは開始直後の展開から。


オオマガツが機能停止した後、第六話で姿を消したヒロイン・大道寺伽耶が、新たなロボット(これを「ヤソマガツ」という)に乗って登場し、語り出す(読みやすいように一部句読点を足して、難しい漢字には読み仮名を付けたが、基本的に原文のまま。以下のゲーム中のセリフは全て同じ)。

 

「…歴史を変えるという事、それは簡単ではないという事か。超力超神オオマガツが倒されるとは意外だったぞ」

「十四代目ライドウよ。大正二十年…、此度(このたび)は私の負けを認めよう。

…しかし、ヤソマガツある限り、私の野望は終わらない…。より将来で…、歴史を創り変えてみせる!」。

 

そして彼女はロボットと共に姿を消す。


この伽耶は、第拾壱話でゴウトが言ったように、本来の伽耶ではなく、「彼女に何者かが憑依している」状態であり、これを「伽耶に憑きし者」と呼ぶ。

 

余談だが、「少女と巨大ロボット」の組み合わせは『大長編ドラえもん のび太と鉄人兵団』(藤子・F・不二雄著)をイメージしているとしか思えないが。タイトルも似ているし(アニメ映画版の『鉄人兵団』という部分のロゴが、『超力兵団』のロゴと似ているのも気になる…)。

 

その後、ゴウトの魂が語りかけてくる。彼女を追うためには、第九話で手に入れた「天津金木」に力を蓄える必要があるという。そのためには、ある「三人の協力者」に会わねばならない。ここは特に重要とは思わないので、詳しくは書かない。ただ、ひとつ気になることもあるが、それはいつか明かすつもりである。

 

もうひとつ解説するが、巨大ロボット二体の名前「オオマガツ・ヤソマガツ」とは、本来は『古事記』に登場する「穢れの神」である。「イザナキ」(イザナキノミコト。イザナギとも言う)が黄泉の国から帰ってきた後、体を清めたときに生まれた神とされる。これも何か深い意味があると考えているが、今は明かさない。なお、『真・女神転生デビルサマナー』(オリジナルはセガサターン。リメイクはプレイステーションポータブル)にも「オオマガツヒ」、「ヤソマガツヒ」というボスキャラクターが登場している。

 

伽耶に憑きし者のセリフに「歴史を創り変える」などとあるのが気になっている(その後の鳴海のセリフでも「将来で歴史を修正だと?」というのがある)。前回までの記事で、このゲームは「右派の歴史修正(改竄)主義に影響されているのではないのか」と書いてきたが、ひょっとすると本当にそうなのでは…、と思ったりする。つまり制作者には「歴史修正(改竄)願望があり、それが彼女のセリフに出てきている」とも考えられるのだが。

 

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ラストダンジョン「アカラナ回廊」に向かう

天津金木に力を蓄え、「名も無き神社」から「異界・筑土町」に行く。すると、天津金木を使った儀式が行われ、ラストダンジョンへ行けるようになる。
ここに入ると、伽耶に憑きし者の声が聞こえる。

 

伽耶に憑きし者「○○(ライドウの本名)、お前ならここまで追ってくると思っていたよ。ここは現世から遠く離れた場所。私自身がこの者の身に憑くため通った…、時空すら超越した空間だ。お前と私、最後の時を迎えるにこれほど相応しい場所はない。さぁ、来るがよい、十四代目。運命は切り拓くと言ったお前の覚悟、見せてもらうとしよう」。

 

なお、最後の「運命は切り拓く」という部分は、第六話での選択肢により別の表現に変わることがある。


ここは「アカラナ回廊」と言い、ここから未来へと行けるらしいのだが…。つまり、一種の「タイムトンネル」なのだろう。伽耶に憑きし者を追うために、先へと進むことになる。


この後の展開を、詳しくリプレイしてみよう。この先紹介するリプレイは、あくまで私が実際にプレイした時のものを参考にしており、プレイヤーによっては多少異なることをご理解いただきたい。


リプレイの途中で、気になったことがあればその都度書き出してみる。
なお、エンディングについては簡単に触れるだけにする。また、特に重要と思わなかったセリフやイベントについてはほとんどカットしているので、ご了承あれ。

 

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アカラナ回廊・1930エリア

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(※画像はブログ執筆者のコレクションより。イメージです)

 

最初のエリアは、「1930」エリアということらしい(画面右下に表示される情報によれば)。つまり、1930年代であろう(おさらいするが、このゲームの時代は1931年。ただし「昭和6年」ではなく架空の元号「大正20年」となっている)。

ここには「肉体を持たない、いわば思念体だけの人間」が二人居て、話しかけることが出来る。最初の一人はこう言う。

 

時間旅行者「き、君、生身でこっちに来たのかい? ヤバいよ、問題大アリだよ。ちゃんと転写してから来た方がいい。…時の迷い児になりたくなかったらね」。

 

転写、時の迷い児というのは何のことか分からないが、後に分かるだろう。生身でここに来るのは良くない、ということらしい。


もう一人は「時間旅行者」ではなく「時の迷い児」と表示される。

 

時の迷い児「閣下、統帥千犯の賊類を討…! 集え同志よ、昭…維新の御旗のもと…」

 

これは「二・二六事件」を暗示しているようだ。
それとこの人物のセリフからすると、このゲームの世界でも、恐らく「大正」の次の元号は「昭和」なのであろう。そう考えると、大正時代が史実より長く続いているこの世界でも、まもなく「改元」の時が来るのではないか。

 

もうひとつ、気になったことを書いておく。このアカラナ回廊は「タイムトンネル」であるとするなら、未来だけでなく過去へも行けるはずなのだが、どうやら1930年代以前に行くことは出来ないようだ。単に作る必要がなかったのだろうが、過去へ戻れてしまうと「(ゲーム上ではよく分からないが)このゲームの世界では、1923年の関東大震災が無かったことになっている」*2という設定がはっきりしてしまうので、まずいと思ったからか? なぜこの設定がまずいのかは、またいつか明かそう。

 

ここをまっすぐ行くと、次のエリアへと進む。

 

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1940エリア~1950エリア(1)

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(※画像はブログ執筆者のコレクションより。イメージです)

 

1930エリアから先へ進むと、そこは「1940」エリアである。つまり1940年代のことであろう。

 

ここに思念体が二人いる。

 

時間旅行者「アカラナ回廊に滞在する存在は、二種類に大別される。望んでここにやって来た我々時間旅行者と、ここにいることさえ認識しえない時の迷い児とにな」

 

どうやら、「時の迷い児」とは「このエリアにいることさえ認識できない魂」のことであるらしい。

もう一人の思念体は「時の迷い児」のようだ。

 

時の迷い児「…ノ上日本國ニ対シ今次ノ戦争ヲ終結スルノ…コトニ意見一致…」

 

これは「ポツダム宣言」の一部であろう。


このエリアには悪魔・ソロネもいるので、話しかけてみると…。

 

ソロネ「私の後ろにある物体が見えるかね? あれは通称「砂時計」。聞く所では、物事の記憶を操作したり時空の歪みを生み出したりするらしい。本当の名前など誰も知らんし、何の目的で置かれたのかも分からん。そんな謎の装置だ。無闇に近付かん方が良いぞ」

 

ソロネの後ろ側には巨大な砂時計があり、これを調べると「手を触れてみる、破壊する、放っておく」の三つの選択肢が出る。ここで「手を触れてみる」を選ぶと、こんなメッセージが出てくる。

 

「西暦1940年代の記憶…。

燃え上がる戦火、山積する死体、キノコ雲と焼け野原が見えた…」。

 

どうやら、この砂時計に触れると「未来が見える」らしい。ここでの描写は、1945年の東京大空襲と、広島・長崎への原爆投下のことで間違いないと思う。
やはりこの先、日本が戦争を起こすのは避けられない、という意味だろう。国家神道がモデルのヤタガラスが居る限り、確実にそうなるのは明白なのだが。
ただ、気になるのは「日中戦争」(これは1937年から)や「沖縄戦」は描かれていないことだ(沖縄戦の描写があるとすれば、確実に「住民の集団自決」、「日本兵による住民の殺害」も出てくるはず…)。また、「西暦」と出てくるのは、この先元号がどうなるのかは分からない、という意味であろうが、1930エリアで見たセリフからすれば、次は「昭和」になるのだ思う。

 

この砂時計の横にある装置に触れると「1950」エリアに出るが(1950年代であろう)、ここは隠しアイテムがあったり(見つけるには仲魔の特殊能力が必要)、悪魔・パールヴァティと思念体のメッセージが聞けるだけで、それ以上は進めなくなっている。
この1950エリアに居る思念体はこう言う。

 

時間旅行者「時間旅行は当人の記憶を遊離させ、各時代の実態を閲覧する旅。実体を介入させない理由は二つ。旅行者の身の安全確保と、正史への干渉を防ぐためだ」

 

1940エリアに戻る。ここには、奇妙な青い光がある。これに触れると、このエリアの入り口に戻されてしまい、先へは進めない(これを「時空の歪み」と呼ぶらしい)。どうやら、何かの仕掛けを解かないといけないようだ。
そこで、さっき見かけた砂時計を壊そうとすると、第壱話のボス「イチモクレン」とのバトルになる(元のイチモクレンより手強くなっている)。これを倒すと、砂時計は壊れ、先ほどあった時空の歪みは無くなり、先へと進めるようになっている。この先にある装置に触れることで、次のエリアへ行ける。

 

ちなみに、「ラストダンジョンでパワーアップした過去のボスと戦う」のは、スクウェア(現・スクウェア・エニックス)のRPG『魔界塔士Sa・Ga』(ゲームボーイ)の展開と似ていると思う。

 

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1950エリア(2)

1940エリアの次は「1950」エリアである。先ほどの場所とは異なり、さらに次のエリアへと行くことが可能な場所である。
ここは素通りするが、思念体が一人いる。この人物は「時の迷い児」であり、曰く…。

 

時の迷い児「存命中偉大であった人間は死ぬと十倍も偉大になる…。存命中偉大で…った人間は死ぬと…倍も偉大に…」

 

奥へと進むと、次のエリアへ移る。

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1960エリア

1950エリアの次は「1960」エリアとなる。1960年代のことだろう。ここにも砂時計があるが、手前に時空の歪みがあり、触れることができない。また、同じ1960エリアの別の場所には、もうひとつの時空の歪みがある。
そこで、このエリアに置かれている装置から、次の「1970」エリアに行くことにする。

ここにいる思念体はこう言う。

 

時間旅行者「私たち時間旅行者はここにいるけど、正確にはここにはいないの。あなたがいま話しているのは私の記憶。顔を見せられなくて残念よ」

 

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1970エリア

次は「1970」エリア。1970年代であろう。
ここにも砂時計がある。手を触れてみると…。

 

「西暦1970年代の記憶…。
トイレットペーパーに群がる人々、山奥の山荘、飛行機が見えた…」

 

砂時計は1970年代の「オイルショック」「あさま山荘事件」のことを映し出しているようだ。余談だが、「トイレットペーパーに群がる人々」というのは、「2020年」のことのようにも思える。
設定資料集『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団 超公式ふぁんぶっく』の160ページによれば、「飛行機」とは「ロッキード事件」のことだというが、この時代だと1970年の「よど号ハイジャック事件」だとしても通用するような気がする。


砂時計を破壊しようとすると、第弐話のボス「赤マント」と再び戦うことになる。赤マントを倒すと、1960エリアの砂時計手前側にあった時空の歪みが消える。

 

1970エリアには「サン・ジェルマン伯爵」と名乗る時間旅行者がいるが、特に関心はないので割愛する。

ここに居る時の迷い児はこう言う。

 

時の迷い児「…にございません。ピーナッツ100個受け取りのことなど。記憶にございません。闇将軍とはどなたのことで…?」

 

これはロッキード事件のことを言っているようだ。闇将軍とは田中角栄のことであろう。

 

一度、1960エリアまで戻る。

 

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1960エリア(2)

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(※画像はブログ執筆者のコレクションより。イメージです)

 

1970エリアの砂時計を破壊したことにより、1960エリアにある時空の歪みがひとつ無くなったので、1960エリアで見かけた砂時計のところまで行けるようになっている。

1960エリアに戻り、この砂時計に触れると…。

 

「西暦1960年代の記憶…。

密林の兵士、車の座席に倒れる男、星条旗、足跡、そして青い星が見えた…」

 

「密林の兵士」はベトナム戦争、「車の座席に倒れる男」はケネディ大統領暗殺の場面であろう。「星条旗」、「足跡」、「青い星」とは、「1969年にアポロ11号が月面着陸した時」*3のことだという。

ところで、この場面はなぜ日本の未来ではなく、アメリカなど外国の未来なのだろうか。1960年代の日本では特筆することは無いと思ったのか(単に第拾壱話に関連して「アポロ計画」を描きたかっただけなのか)。この時代の日本では「安保闘争」があったはずだが…。「日本国民の反乱」は描きたくないのだろうか。
ベトナム戦争は描くが、ベトナム戦争反対運動については(日本の「べ平連」も含めて)描かれていないのも気にはなるが。


この砂時計を破壊しようとすると、第参話の「ラスプーチン」との戦いが再現されるので、これを倒す。すると、1960エリアのもうひとつの時空の歪みが消えるので、先へと進めるようになる。

 

この先にいる時の迷い児はこう言う。

 

時の迷い児「小さな一歩でも人類にとっては大きな飛躍となり…! 静かな海への着陸準備はできてい…ね?」

 

これはアポロ計画のことのようだ。
この先にある装置を使うと、次のエリアに移る。

 

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1980エリア

次は「1980」エリア。1980年代であろう。

このエリアには仲魔しか通れない「フジョウモン」があり、その先に宝箱があるが、シナリオ上は特に関係は無い。

ここに居る時間旅行者曰く…。

 

時間旅行者「大昔にも時間旅行っぽいことができたらしいね、オカルトチックなの。トホカミ~、とか長い独り言を言うやつ。あんなの今じゃ考えられないよ」

 

これは、ライドウがこのアカラナ回廊に来るために行った儀式を言っているらしい。


余談ではあるが、気になったことを書いておく。アカラナ回廊に来るために使う「天津金木」とは、本来は神道と関わる道具であるようだが(さらにアカラナ回廊に来る際に行う儀式も、どこか天皇家の儀式っぽく思える)、このゲームの世界観やこれまでのシナリオから考えると、どうも「天皇の力でラストダンジョンへの扉が開かれた(天皇の力で伽耶と日本を救いに行く?)」という感じにしか見えない。「市販の青少年向けゲーム」としては、あまり好ましい演出ではない。前回までの記事で何度も言ってきたのだが、「韓国人や中国人、天皇嫌いの人もこのゲームをプレイする可能性がある」ことと、「天皇制には身分差別などの問題点も多い」ことは、考慮するべきだと私は思う。

 

さらに、ここに居る時の迷い児はこう言う。

 

時の迷い児「…もう壁なんて意味無…ぜ! 俺ぁ西へ行…! 国家保安や生産ノルマなんて…視だ。アメ車で行動ブッ飛…!!」 

 

これは「ベルリンの壁崩壊」のことを言っているようだが。

また、もう一人「将来を拒む者」という思念体がおり、話しかけるとアカラナ回廊の入り口に戻ることも可能である。

この1980エリアを抜けると、「1990」エリアに出る。

 

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1990エリア~2000エリア

次は「1990」エリア。1990年代であろう。ここでは、悪魔のオニヨモツイクサが道を塞いでおり、先に進めない。
オニとヨモツイクサの手前にある装置を使うと、「2000」エリア(2000年代であろう)に行けるが、今は時空の歪みがあるため、先へは進めない(2000エリアには、さらにもう一つ時空の歪みがある)。2000エリアでは悪魔・チェルノボグから話を聞くことが出来る。


オニとヨモツイクサは、「ある方法」を使うと通してくれるようになる(2000エリアのチェルノボグがヒントをくれる)。その先の装置を使うと、「2020」エリアに行ける。

 

ここに居る思念体たちはこう言う。

 

時の迷い児「な、何やってる!? 早く避難したまえ!! 大使がICBMのボタンを押したんだ! あと30秒もしないうちに東京は…!」

 

時間旅行者「この先20年間の歴史には近づかないわ。時間旅行者なら常識中の常識よ。昔に起きた大洪水やらの余波が残っているとかで、縁起が悪いんだって」

 

時の迷い児は、『メガテン』シリーズのひとつ『真・女神転生』(スーパーファミコン他)の序盤(19XX年)で、アメリカ大使・トールマン(正体は、この『超力兵団』にも出てくる雷神「トール」である。「トルーマン」ではない)によってICBMが東京に撃ち込まれたという出来事を言っているのであろう。
時間旅行者の方は、同じ『真・女神転生』の後半で、東京が水没する出来事(詳細は後述)を言っているようだ。

しかし、このゲームの未来が『真・女神転生』の世界に繋がるとはとても思えないのだが…。なぜならこのゲームは『デビルサマナー』シリーズなのだから…。これは次回詳しく説明しよう。

『真・女神転生』及び続編の『真・女神転生II』(スーパーファミコン他)に関してはこちらの二つの記事(どちらもリメイク版のプレイ記録へのリンク集)も参照。

 

lucyukan.hatenablog.com

 

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2020エリア

1990エリアからこの「2020」エリアに来る。2020年代のことであろう。

ここには時空の歪みが三つもあり、奥へは進めない。

手前の方に砂時計があるので、手を触れてみると…。

 

「西暦2020年代の記憶…。
朽ちた集落、死人の街、悪魔たちと戦う三人の少年が見えた…」

 

これは『真・女神転生』で、東京にICBMが撃ち込まれてから30年後の東京で戦う主人公・ロウヒーロー・カオスヒーローのことであろう。
この砂時計を破壊しようとすると、第伍話の「アビヒコ」と「ナガスネヒコ」とのバトルが再現されるので、これを倒す。すると2000エリアにある時空の歪みと、2020エリアにある時空の歪みのうち一つが消える。

なお、2020エリアにある時空の歪みが消えた先には、仲魔に「単独捜査」させないと行けない場所があるが、その先には宝箱があるだけで、それ以上は進めない。また、2000エリアにあった時空の歪みが消えても、その先にまた別の時空の歪みが存在するため、今の時点ではそれ以上は進めないのだった。

 

ここにいる思念体はこう言う。

 

時間旅行者「大正20年から来たって…? バカな、大正時代は15年間だよ。教科書にも載っているだろう…。…あぁ、なるほど。それで…か」

 

ここで「どういうことです?」と「立ち去る」の選択肢が出るので、「どういうことです?」を選ぶとこう言う。


時間旅行者「…正史に存在しない歴史なんて、御上連中が許さないからね。アカラナ回廊を経由させて、当時代に直接、刺客を放ったらしい。ラスプーチンとかいう凄腕のダークサマナーをさ。でもそのラスプーチンも、なんとかって教会からの定時報告を最後に行方知れずになったって…」

 

「立ち去る」を選ぶと、こんなことを言う。


時間旅行者「教科書には無い歴史、か。貴重な実体験をさせてもらったよ」

 

この人物は、大正は15年までだと言うが、現実の日本に近い世界(パラレルワールド?)から来たのだろうか。
また、このゲームの歴史は正史に存在しないとも言っているが、どういうことなのだろう。この世界自体、もしかしたら「現実の日本が、ヤタガラス(天皇崇拝の極右団体)によって都合よく作り替えられたもの」であったという可能性もあると思っている。何しろ『古事記』が現実になっているのだから…。


ラスプーチン(第拾壱話の解説で書いた通り、このゲームでは人間ではなく「アンドロイド」ということになっている)は「刺客」だというが、タイムパラドックスを消すために未来から送り込まれた「タイムパトローラー」だったのか? または「ターミネーター」のような、未来から来た「暗殺用のアンドロイド」だったとか? ラスプーチンはなぜライドウを狙ったのか? よく分からないが、詳しくはまた次回以降に。


もう一つのセリフ「教科書には無い歴史」も、どうにも引っかかる。何となくだが『教科書が教えない歴史』(藤岡信勝・自由主義史観研究会著/産経新聞社)と似ている気がする(この本が後の、「新しい歴史教科書をつくる会」による『新しい歴史教科書』に繋がることになる)。もしやこのゲームは、『教科書が教えない歴史』の影響を受けているとでも言うのか? とはいえ、今までのこのシリーズでも指摘したように、このゲームは『新しい歴史教科書』の歴史観と似たものを感じたことは事実であるのだが…。

 

一旦1990エリアに戻り、別の装置を使い「2030」エリアに行くことにする。

 

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2030エリア

1990エリアより「2030」エリアへやって来る。2030年代のことであろう。ここにも時空の歪みがある。時空の歪みの手前にある装置を使い、「2040」エリアへ行くことになる。

ここに居る思念体はこう言う。

 

時間旅行者「遺伝子工学の理論をベースにして、自分の記憶を先祖に転写しようって試してた人がいたらしいの。その人、すごくオカルトに詳しくて、デビル…なんたらって呼ばれてた。そうまでして過去で何をしたかったのかわからないけど…ちょっと異常よね」

 

この人物は、未来の世界にもデビルサマナーが居るらしいことを言っているのだろう。そのデビルサマナーは、要するに「過去の人間に憑依できる方法」を試した、ということか。だとすれば…。

 

もう一人はこう言う。

 

時の迷い児「共同体社会成立万歳、だよな。メシア出身の嫁さん貰えたしよ。腕に変な機械つけた吉祥寺の高校生が、神と悪魔をやっつけてくれたおかげだ」

 

「腕に変な機械つけた吉祥寺の高校生」とは、『真・女神転生』の主人公(「変な機械」とは、主人公が身に着けている「悪魔召喚プログラム」の入ったハンドヘルドコンピュータのこと)であろう。「共同体社会」とは、『真・女神転生II』の説明書によれば「メシア、ガイア教徒問わず誰でも受け入れられた自由な集団組織」(メシア、ガイアについては後述)のことらしい。

また、このエリアには「過去を眺める者」が居るのだが、これは先ほど見た「将来を拒む者」と同じ機能を持つ。

 

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2040エリア~2020エリア(2)~2000エリア(2)

次は「2040」エリア。2040年代であろう。


ここは、ある謎解きをしないと、先へは進めない。ヒントはここに居る悪魔が教えてくれる。

 

仕掛けを解き、先に進むと、砂時計がある。触れてみると…。

 

「西暦2040年代の記憶…。

一面の海、水没した街、海に浮かぶ大聖堂が見えた…」

 

これは『真・女神転生』のエンディング後の話なのだろう。

説明しておくと、『真・女神転生』の終盤、突如として「カテドラル(大聖堂)」が現れるのだが、そこに来ると何故か東京は水没してしまう。内部ではメシア教とガイア教(『真・女神転生』に出てくる架空の宗教)による覇権争いが繰り広げられる(プレイヤーによりエンディングは変化する)。
『真・女神転生』の未来の話である『真・女神転生II』では、メシア教の方が勝ち、ここを中心に「TOKYOミレニアム」なる都市が創られたということになっている。詳しくは次回。

この砂時計を破壊するには、第七話のボス「ヒトコトヌシ」を倒さなければならない。これを倒すと、2000エリアにある時空の歪みと、2020エリアの時空の歪みのうち一つが消滅するのが分かる。

 

いったん2020エリアへ戻る。

時空の歪みが消えた先にいる思念体はこう言う…。

 

時の迷い児「神への愛を忘れなかったものだけが、千年王国へ行けるのです。30年前の大破壊は、神によって与えられた試練なのです」

 

これは『真・女神転生』で、東京にICBMが撃ち込まれた後、「金剛神界」に飛ばされた主人公たちが、30年後の崩壊した東京へと戻った時、街頭テレビで流れていた「メシア教徒の少女の演説」のことか。
なお、この思念体が居る先には「仲魔しか入れない宝箱フロア」へ行くための仕掛けがあるが、シナリオ上は特に関係はない。

 

2000エリアに戻る。このエリアにあった時空の歪みがすべて無くなったので、先に進み、装置を使い「2010」エリアに行く。

 

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2010エリア

次は「2010」エリア。2010年代だろう。
ここには砂時計があるが、ある謎解きをしないとそこまでたどり着けないようになっている。ヒントはここにいる悪魔から聞ける。


ここにある砂時計が最後の砂時計だ。手を触れると…。

 

「2010年代の記憶…。

逃げ惑う人々、崩壊した大都市、その廃都で暴れる悪魔たちが見えた…」

 

これは、『真・女神転生』で、ミサイル直撃により東京が崩壊してから20年後の時代だろうが、『真・女神転生』上では描写されないものだ。


この砂時計を破壊しようとすると、第八話の「ミシャグジさま」との戦いが再現されるので、これを倒す。すると2030エリアにあった時空の歪みは消滅し、さらに2020エリアに残っていた最後の時空の歪みも消滅する。これで、すべての時空の歪みは無くなったことになる。なお、2020エリアにあった最後の時空の歪みが消えた後、その先に行くと隠し宝箱エリアに行けるが(ある謎解きをしないと進めない)、シナリオ上は特に関係ない。

ちなみに、第拾話のスクナヒコナとの戦いは再現されない。個人的にあれは気持ちが悪いと思ったので幸いだが、なぜこのバトルは再現されないことになったのだろう。

 

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2050エリア

2030エリアまで戻り、時空の歪みが消えた先にある装置を使うと、「2050」エリアに来る。2050年代だろう。ここは素通りするだけだが、ここにいる思念体のセリフは興味深い。曰く…。

 

時間旅行者「君もライドウって言うの? 俺もライドウ、知ってるよ。同期のテンプルナイトなんだ。才能あったよ、出世街道まっしぐらさ。でも急に「成すべきことがある」とかで、センターから消えちゃったんだ…」

 

どうやら、『真・女神転生II』の舞台・TOKYOミレニアムの住人らしい。ライドウというテンプルナイト(メシア教のエリート戦士。実在した「テンプル騎士団」が元ネタと思われる。詳しくは次回)が居たが、姿を消したという。センターとはTOKYOミレニアム全体を支配する組織(メシア教を母体とする)で、ミレニアムの中枢にある施設(内部には指令室などが存在する)のことでもある。

 

もう一人はこう言う。

 

時の迷い児「センターは知力に乏しい劣悪人種にもご慈悲をお与えくださった。ファクトリーで働くという意義だ。…死ぬまで課せられた、意義だ」

 

これも『真・女神転生II』の世界に居る人物なのだろう。ファクトリーとはTOKYOミレニアムに創られた人工都市のひとつである。

 

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20XXエリア

最後のエリアは「20XX」エリア。恐らく『真・女神転生II』の時代であろう。
ここは、光に溢れている。

さらに思念体が一人居る。これは、ある条件を満たすと隠しエリア(宝箱がある)に連れて行ってくれる存在だが、今回は割愛する。

 

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ラストバトル1(伽耶に憑きし者)

20XX年エリアから先へ進むと、伽耶に憑きし者と再会する。彼女はこう言う。

 

伽耶に憑きし者「…遂に来たか、○○(ライドウの本名)。…いや、十四代目 葛葉ライドウ。我が野望を砕きし者よ。最後の決着をつける時が来たようだな。

…大正二十年、このまま進めば日本は新たな道に進んだはず…。歴史を切り拓く…、その目的はお前の手で葬り去られた。満足か? 真実を知らず、目に映る物だけで正義を判断する事が! お前の行動が、遠い将来においてあの狂信的な集団を生み出すのだ。

管理されきった社会…、かごの中の自由…。人為らざる者の思惑通りに進められる歴史なぞ、私は望みはしない! 私は、私自らの手で! 力で! 将来を創り出したかったのだ! 

…が、もはや負け犬の遠吠えか。十四代目ライドウ…。お前によって大正二十年は歪みを最小限に抑えられた。私は…、歴史を変えられず、元にも戻れぬ時の迷い児と化した。………。

そう、私は全てを失ったのだ。夢も、希望も、誇りさえも………。

…しかし、だからこそ誇りを持って汝に挑もう。同じ名を継いだ、葛葉一族の一人として!」


彼女のセリフはよく分からない部分が多いのだが、とりあえず私の解釈では「ヤタガラスは将来、メシア教に変わり、さらに遠い未来でTOKYOミレニアムを創る」ということなのではないか、と思っている。そして彼女の正体は、アカラナ回廊に居る思念体たちのセリフを元に考えれば、「20XX年のTOKYOミレニアムから来た、ライドウという名前のテンプルナイト」であり、さらに「ライドウの名前を継いだデビルサマナー」でもあり、「自分の魂を過去の人間に憑依させる方法を試した」者なのだろう。
だが、『真・女神転生』と『真・女神転生II』に詳しい私に言わせてもらえば、これは明らかにおかしい。詳しい話はまた次回。


「このまま進めば、日本は新たな道に進んだはず」とは、どういう意味なのか。個人的な解釈としては、「このままヤタガラスを滅ぼしに行けば、日本は戦争を起こさずに済んだはずなのに…」という意味なのかも知れない、と思った。
さらに言うと、伽耶に憑きし者のセリフは、このゲームの時代背景、及び「伽耶」という名前(古代韓国に存在した小国群のひとつが「伽耶(加耶)」)と照らし合わせてみると、何か深い意味があるようにも思える。詳細はまたいずれ。

 

そして、伽耶に憑きし者と戦う。彼女は何故かライドウとそっくりな動きで日本刀を操る。しかし、「テンプルナイト」が日本刀を使えること自体、何かおかしいと思う。単に専用モーションが作れなかっただけだとは思うが、私はある解釈をしている。詳しくは次回以降。
ある程度ダメージを与えるとこのバトルは終了し、次のバトルへ移る。

このバトル中の、伽耶に憑きし者のセリフを紹介する。

 

戦闘開始直後。
伽耶に憑きし者「ライドウの名を継いだ二人の戦い…、これが運命というものか。さぁ全力でかかってくるがよい! 私を失望させるなよ、十四代目!」

 

ある程度ダメージを与えた後。
伽耶に憑きし者「この腕…、この技量…、ライドウの名、伊達ではない、か。だがまだ負けた訳ではない! 最後の誇りにかけて、貴様を討つ!」

 

さらにダメージを与えた後。
伽耶に憑きし者「…十四代目よ、一つ教えてやる。私を討った所で、帝都の崩壊は免れん! 寧(むし)ろ、私を討ったがために、帝都崩壊の危機は避けられぬと思え!」

 

これはまさに、東京大空襲を言っているのだろう。それどころか、「ヤタガラスが居る限り、将来大日本帝国そのものが崩壊する」ことの暗示ではないだろうか。

 

戦闘終了直前。

伽耶に憑きし者「…小娘の肉体では限度があったようだ。貴様を討つ…、その為だけに我は人の器を捨て、神に宿らん」

 

「小娘の肉体では…」と言うのは、伽耶に憑きし者の正体は青年男性であるから、と考えられる。少なくとも、伽耶と同じ年頃の少女ではないのは確かであろう。

 

少し気になったことを書いておく。ここでは「伽耶に憑きし者」と戦っているのだが、実質的には「伽耶と戦っている」ということでもある。そして先ほど書いたように「伽耶」とは韓国に関わる名前であり、対するライドウは「天皇崇拝団体に仕える日本人」であることを考えると、この戦いには何かの意味があると思っている。詳しくはまたいつか詳しく掘り下げたい。

 

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ラストバトル2(超力戦艦ヤソマガツ)

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(※画像はブログ執筆者のコレクションより。イメージです)

 

伽耶に憑きし者は、自ら巨大戦艦「超力戦艦・ヤソマガツ」と一体化して襲いかかってくる。これを倒すことがこのバトルの目的となる。このボスを倒すには手間がかかるのだが、詳しいことは割愛する。

 

戦闘開始直後。
伽耶に憑きし者「これにより、いかなる敵をも討ち倒そう。神の怒りに触れて、滅せよ、十四代目!」

 

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ラストバトル3(超力超神ヤソマガツ)

戦艦の姿をしたヤソマガツを倒すと、今度はロボットに変形した「超力超神・ヤソマガツ」と戦うことになる。

 

戦闘開始後。
伽耶に憑きし者「…まだだ、まだ終わらぬ! 超力超神ヤソマガツ! その真の姿で、貴様に挑もう!」

 

倒した直後。
伽耶に憑きし者「十四代…目…、ライドウ…、貴様は、…神をも、超えるのか………」

 

それにしても、巨大戦艦とロボットに、生身の人間と悪魔だけで立ち向かうのは、かなり無理がある設定だとは思う。どうせロボットアニメオタクを狙うのなら、「ロボット対ロボット」の方が面白いと思うが。なお、私はロボットアニメオタクではないので、その辺りはご了承あれ。このシリーズ記事も、あくまで「ロボアニメオタクではない者」の立場で書いている。


「超力超神・ヤソマガツ」を倒すと、次のバトルに移る。

 

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ラストバトル4(超力超神ヤソマガツ第二形態)

最後は、「超力超神・ヤソマガツ」の第二形態と戦う。

 

戦闘開始直後。
伽耶に憑きし者「負けぬ…、負ける訳に…は…! 時…を…、超え…、将…来を…切り拓くが…、我が…、存在の意…味…」

 

倒した時。
伽耶に憑きし者「…私の、負け…、だ…、十四代………。だが…、忘れるな。帝都に…、汝に…、厳しい将来が…待っている、という事を…。我は…、全力を尽くした…。敗れたとて…、悔いはない…。…さらば、十四代目、葛葉…、ライドウ!」

 

最後のセリフは実に当然のことを言っている。つまりこういう意味だろうと考えている。


「忘れるな、ヤタガラスが存在する限り、日本は将来、確実に日中戦争とアジア・太平洋戦争を始めるのだ。そしてライドウは戦争に行かねばならぬ。やがて日本は焦土と化すであろう…」

 

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エンディング~エピローグ

超力超神ヤソマガツ(第二形態)を倒すとエンディングとなる。あまり重要とは思わないので、概要だけ書くと「伽耶に憑きし者は去っていった。伽耶は本来の伽耶に戻り、家に戻る。帝都も救われ、ライドウは再び鳴海のところで働いている」といったところ。


ただ、最後に鳴海が「伽耶にとりついていたのは、本当に未来人だったのか、それとも伽耶がそう信じ込んでいただけなのか?」といった感じのことを言うのが気になる。詳しくはまたいつか。

 

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おわりに

今回は、第拾壱話の解説、ゴウトについての解説を書き、第拾弐話のリプレイを収録した。


次回からは、今回のリプレイを元に、第拾弐話の問題点を詳しく解説しよう。この話には問題点が多くあり、一回ではとても収まりきらないためである。


ではまた次回。

 

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参照ゲームソフト・主要参考文献

今回の参照ゲームソフト、参考文献など。前回までの文献リストも参照のこと。お勧めしないものには「※お薦めしません」と付けた。
※すでに絶版のものもあるので、ご了承ください。

 

【参照ゲームソフト】

  • デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(プレイステーション2/発売元・アトラス)
  • デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王(プレイステーション2/発売元・アトラス)
  • 真・女神転生(スーパーファミコン・プレイステーション・ゲームボーイアドバンス/発売元・アトラス)
  • 真・女神転生II(スーパーファミコン・プレイステーション/発売元・アトラス)
  • 真・女神転生 デビルサマナー(プレイステーションポータブル/発売元・アトラス)
  • 魔界塔士Sa・Ga(ゲームボーイ・ワンダースワンカラー/発売元・スクウェア[現・スクウェア・エニックス])

【『超力兵団』及び続編の本】

  • デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団 超公式ふぁんぶっく(ファミ通編集部責任編集/エンターブレイン)
  • デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団 超公式完全本(ファミ通編集部責任編集/エンターブレイン)
  • デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王 公式ガイドブック(ファミ通編集部責任編集/エンターブレイン)
  • デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王 超公式完全本(ファミ通編集部責任編集/エンターブレイン)

【日本史・世界史・アジア史】

  • もういちど読む 山川日本近代史(鳥海靖著/山川出版社)
  • 「ポツダム宣言」を読んだことがありますか?(山田侑平訳・監修/共同通信社出版センター)
  • 「明治150年」に学んではいけないこと(本庄豊著/日本機関紙出版センター)
  • 日本人の明治観を問う(中塚明著/高文研)
  • 日本近現代史を読む(宮地正人監修・大日方純夫・山田朗・山田敬男・吉田裕著/新日本出版社)
  • 沖縄の歩み(国場幸太郎著・新川明・鹿野政直編/岩波現代文庫)
  • アメリカとヨーロッパ 揺れる同盟の80年(渡邊啓貴著/中公新書)
  • 二・二六事件 「昭和維新」の思想と行動 増補改版(高橋正衛著/中公新書)
  • 興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地(土肥恒之著/講談社学術文庫)
  • 韓国・朝鮮植民地支配と日本の戦争 三・一運動100年から考える(赤旗編集局編/新日本出版社)
  • 日本近現代史を生きる 過去・現在・未来のなかで(大日方純夫著/学習の友社)
  • 日韓でいっしょに読みたい韓国史 未来に開かれた共通の歴史認識に向けて(徐毅植・安智源・李元淳・鄭在貞著/君島和彦・國分麻里・山﨑雅稔訳/明石書店)
  • 古代朝鮮と日本文化 神々のふるさと(金達寿著/講談社学術文庫)
  • シリーズ日本近現代史8 高度成長(武田晴人著/岩波新書)
  • シリーズ日本近現代史9 ポスト戦後社会(吉見俊哉著/岩波新書)
  • 日韓歴史共通教材 調べ・考え・歩く 日韓交流の歴史(歴史教育研究会編著/明石書店)
  • 韓国民主化100年史 三・一独立運動からキャンドル革命へ(青柳純一著/新幹社)
  • 韓国現代史の深層――「反日種族主義」という虚構を衝く(金東椿著、佐相洋子訳、李泳采解説・監訳/梨の木舎)
  • ジェンダーの視点からみる 日韓近現代史(日韓「女性」共通歴史教材編纂委員会編/梨の木舎)
  • 教科書に書かれなかった戦争パート44 日本と韓国の歴史共通教材をつくる視点 先史時代から現代までの日韓関係史(歴史教育研究会編/梨の木舎)
  • 日本人はなぜ「お上」に弱いのか 福澤諭吉と丸山眞男が紡いだ近代日本(安川寿之輔著/高文研)
  • 韓国併合 110年後の真実 条約による併合という欺瞞(和田春樹著/岩波ブックレット)
  • 韓国徴用工裁判とは何か(竹内康人著/岩波ブックレット)
  • 日韓共同の歴史教育 21世紀をきりひらく授業実践交流の軌跡(日韓教育実践研究会(日本)・慶南歴史教師の会(韓国)〈編集〉、三橋広夫〈編集代表〉/明石書店)
  • 兵士たちの戦後史 戦後日本社会を支えた人びと(吉田裕著/岩波現代文庫)

【歴史認識問題】

  • 歴史戦と思想戦――歴史問題の読み解き方(山崎雅弘著/集英社新書)
  • すっきり!わかる歴史認識の争点Q&A(歴史教育者協議会編/大月書店)
  • 『日本国紀』をファクトチェック 史実をどう歪めているか(家長知史・本庄豊・平井美津子著/日本機関紙出版センター)
  • 日本人の歴史認識と東京裁判(吉田裕著/岩波ブックレット)
  • 日本人は右傾化したのか データ分析で実像を読み解く(田辺俊介編著/勁草書房)
  • 和解は可能か 日本政府の歴史認識を問う(内田雅敏著/岩波ブックレット)

【戦争・原爆】

  • 日本の戦争II 暴走の本質(山田朗著/新日本出版社)
  • 日本の戦争III 天皇と戦争責任(山田朗著/新日本出版社)
  • 君たちは戦争で死ねるか 小林よしのり『戦争論』批判(大日方純夫+山田朗+山科三郎+石山久男著/大月書店)
  • 教科書に書かれなかった戦争パート69 画家たちの戦争責任――藤田嗣治の「アッツ島玉砕」をとおして考える(北村小夜著/梨の木舎)
  • 日中戦争への旅◎加害の歴史・被害の歴史 南京/海南島/香港/台湾/無錫・上海/広州/雲南/徐州・台児荘/岳陽・廠窖・常徳・長沙/桂林(宮内陽子著/合同出版)
  • みんなで戦争 戦後美談と動員のフォークロア(重信幸彦著/青弓社)
  • 世界史リブレット125 ベトナム戦争に抗した人々(油井大三郎著/山川出版社)
  • 沖縄のこころ―沖縄戦と私―(大田昌秀著/岩波新書)
  • 証言 沖縄「集団自決」――慶良間諸島で何が起きたか(謝花直美著/岩波新書)
  • もうひとつの太平洋戦争(障害者の太平洋戦争を記録する会・仁木悦子代表編/立風書房)
  • 増補 南京事件論争史 日本人は史実をどう認識してきたか(笠原十九司著/平凡社ライブラリー)
  • 原爆詩集(峠三吉著/岩波文庫)
  • 原爆が落とされた日(半藤一利・湯川豊著/PHP文庫)
  • 神話と戦争 「教育勅語」と「神武東征」「十七条憲法」(原敏晴著/清風堂書店)
  • 日本は戦争をするのか――集団的自衛権と自衛隊(半田滋著/岩波新書)
  • 東京大空襲―昭和20年3月10日の記録―(早乙女勝元著/岩波新書)
  • 「誉れの子」と戦争 愛国プロパガンダと子どもたち(斉藤利彦著/中央公論新社)
  • 私も戦争に行った(山内久著/岩波ジュニア新書)
  • 『永遠の0』を検証する ただ感涙するだけでいいのか(秦重雄・家長知史著/日本機関紙出版センター)
  • 昭和の戦争 日記で読む戦前日本(井上寿一著/講談社現代新書)

【関東大震災】

  • 歌う大衆と関東大震災 「船頭小唄」「籠の鳥」はなぜ流行したのか(永嶺重敏著/青弓社)
  • 関東大震災 消防・医療・ボランティアから検証する(鈴木淳著/講談社学術文庫)
  • 九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響(加藤直樹著/ころから)
  • トリック 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち(加藤直樹著/ころから)

【植民地支配】

  • 評論集 植民地主義の暴力 「ことばの檻」から(徐京植著/高文研)
  • 半難民の位置から 戦後責任論争と在日朝鮮人(徐京植著/影書房)
  • 帝国に生きた少女たち 京城第一公立高等女学校生の植民地経験(広瀬玲子著/大月書店)
  • いま、朝鮮半島は何を問いかけるのか 民衆の平和と市民の役割・責任(内海愛子・中野晃一・李泳采・鄭栄桓著/彩流社)

【日本軍「慰安婦」問題】

  • 帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い(朴裕河著/朝日新聞出版)※お薦めしません。
  • 忘却のための「和解」 『帝国の慰安婦』と日本の責任(鄭栄桓著/世織書房)
  • 和解のために 教科書・慰安婦・靖国・独島(朴裕河著、佐藤久訳/平凡社ライブラリー)※お薦めしません。
  • 従軍慰安婦(吉見義明著/岩波新書)
  • 「慰安婦」問題を/から考える 軍事性暴力と日常世界(歴史学研究会、日本史研究会編/岩波書店)
  • 増補改訂版 〈平和の少女像〉はなぜ座り続けるのか 加害の記憶に向きあう(岡本有佳・金富子責任編集、日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会編/世織書房)
  • あいちトリエンナーレ「展示中止」事件 表現の不自由と日本(岡本有佳著/アライ=ヒロユキ編/岩波書店)
  • 《自粛社会》をのりこえる 「慰安婦」写真展中止と「表現の自由」(安世鴻・李春熙・岡本有佳編/岩波ブックレット)
  • 歴史と責任 「慰安婦」問題と一九九〇年代(金富子・中野敏男編著/青弓社)
  • アジアの声・第11集 私は「慰安婦」ではない 日本の侵略と性奴隷(戦争犠牲者を心に刻む会編/東方出版)
  • シリーズ日本の中の世界史 買春する帝国 日本軍「慰安婦」問題の基底(吉見義明著/岩波書店)
  • だれが日韓「対立」をつくったのか 徴用工、「慰安婦」、そしてメディア(岡本有佳・加藤圭木編 〔取材協力〕Fight for Justice/大月書店)

【古事記・日本書紀・日本の神】

  • 古事記 上・中・下(次田真幸全訳注/講談社学術文庫)
  • 現代語訳 古事記(福永武彦訳/河出文庫)
  • 現代語訳 日本書紀(福永武彦訳/河出文庫)
  • 日本の神様 読み解き事典(川口謙二著/柏書房)
  • 日本書紀の読み方(遠山美都男編/講談社現代新書)
  • 建国神話の社会学 史実と虚偽の境界(古川隆久著/中公選書)

【ロケット】

  • 図説 ロケット 野田SFコレクション(野田昌宏著/河出書房新社)
  • 今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい宇宙ロケットの本 第3版(的川泰宣著/B&Tブックス日刊工業新聞社)

【ロボット・巨大ロボット】

  • 巨大ロボットの社会学 戦後日本が生んだ想像力のゆくえ(池田太臣・木村至聖・小島伸之編著/法律文化社)
  • ロボット(R.U.R)(チャペック作、千野栄一訳/岩波文庫)
  • 映画ドラえもん のび太と鉄人兵団 アニメ・新装完全版(原作・ 藤子・F・不二雄/小学館)
  • 大長編ドラえもん VOL.7 のび太と鉄人兵団(藤子・F・不二雄著/小学館)
  • アニメ版オールカラー 映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ天使たち(原作・ 藤子・F・不二雄/小学館)
  • 図説 ロボット 野田SFコレクション(野田昌宏著/河出書房新社)

【天皇・皇室・天皇制】

  • 皇室タブー(篠田博之著/創出版)
  • 戦前ホンネ発言大全第1巻 落書き・ビラ・投書・怪文書で見る 戦前不敬発言大全 反天皇制・反皇室・反ヒロヒト的言説(高井ホアン著/合同会社パブリブ)
  • これからの天皇制と道徳教育を考える 過去の歴史を直視し、日本国憲法を根っこに据えて(岩本努・丸山重威著/あけび書房)
  • これならわかる 天皇の歴史(歴史教育協議会編・岩本努・駒田和幸・渡辺賢二著/大月書店)
  • 天皇と神道の政治利用 明治以降の天皇制の根源的問題(思索者21〔代表:土屋英雄〕/花伝社)
  • マンガ 日本人と天皇 新装増補版(雁屋哲作・シュガー佐藤画/いそっぷ社)
  • 近現代日本の「反知性主義」 天皇機関説事件からネット右翼まで(芝正身著/明石書店)

【「日本スゴイ」関連】

  • 「日本スゴイ」のディストピア 戦時下自画自賛の系譜(早川タダノリ著/青弓社)
  • [増補版]戦前回帰 「大日本病」の再発(山崎雅弘著/朝日文庫)
  • クリティカル日本学 協働学習を通じて「日本」のステレオタイプを学びほぐす(ガイタニディス・ヤニス、小林聡子、吉野文編著/明石書店)

【タイムトラベル・タイムマシン・SF作品】

  • 20世紀SF1 1940年代 星ねずみ(アシモフ/ブラウン他、中村融、山岸真編/河出文庫)
  • SFカーニバル(フレドリック・ブラウン編/東京創元社)
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー(マーク・トウェイン著/大久保博訳/角川文庫)
  • ドラえもん 〔未来・宇宙編〕(藤子・F・不二雄著/小学館コロコロ文庫)

【テンプル騎士団(「テンプルナイト」の元ネタ)】

  • テンプル騎士団(佐藤賢一著/集英社新書)
  • フリーメイソン 秘密結社の社会学(橋爪大三郎著/小学館新書)
  • テンプル騎士団(篠田雄次郎著/講談社学術文庫)

【日本刀】

  • 日本刀(本間順治著/岩波新書)

【「つくる会」及びメンバーによる書籍】

  • 市販本 新しい歴史教科書(西尾幹二代表執筆者/扶桑社)※お薦めしません。
  • 市販本 新しい歴史教科書 改訂版(藤岡信勝代表執筆者/扶桑社)※お薦めしません。
  • 日本人の歴史教科書(「日本人の歴史教科書」編集委員会編/自由社)※お薦めしません。
  • 教科書が教えない歴史(藤岡信勝・自由主義史観研究会著/産経新聞社)※お薦めしません。
  • 教科書が教えない歴史 明治~昭和初期、日本の偉業(藤岡信勝・自由主義史観研究会著/扶桑社文庫)※お薦めしません。

【「つくる会」教科書批判・歴史教科書問題】

  • いらない!「神の国」歴史・公民教科書(上杉聰・君島和彦・越田稜・高嶋伸欣著/明石書店)
  • ここまでひどい!「つくる会」歴史・公民教科書 女性蔑視・歴史歪曲・国家主義批判(VAWW-NETジャパン編/明石書店)
  • この国のゆくえ 教科書・日の丸・靖国(梅田正己著/岩波ジュニア新書)
  • 教科書から消せない戦争の真実―歴史を歪める藤岡信勝氏らへの批判(家永三郎監修・教科書検定訴訟を支援する全国連絡会編集発行/青木書店)
  • 教科書はこう書き直された!(高嶋伸欣著/講談社)
  • いま、歴史問題にどう取り組むか(船橋洋一編/岩波書店)
  • 使ったら危険 「つくる会」歴史・公民教科書 子どもを戦争にみちびく教科書はいらない!(上杉聰・大森明子・高嶋伸欣・西野瑠美子著/明石書店)
  • 「誇示」する教科書 歴史と道徳をめぐって(佐藤広美著/新日本出版社)
  • 教科書に書かれなかった戦争パート39 世界の動きの中でよむ日本の歴史教科書問題(三宅明正著/梨の木舎)
  • 戦後歴史学と「自由主義史観」(奈良歴史研究会編/青木書店)
  • 徹底批判『国民の歴史』(「教科書に真実と自由を」連絡会編/大月書店)
  • 歴史教科書をめぐる日韓対話 日韓合同歴史研究シンポジウム(歴史学研究会編/大月書店)
  • 日韓歴史教科書の軌跡 共通の歴史認識を求めて(君島和彦著/すずさわ書店)
  • ナショナル・ヒストリーを超えて(小森陽一・高橋哲哉編/東京大学出版会)
  • 日本の教科書の歴史観を問う 教科書問題をめぐる日中学術交流』(藤田友治・王金林編著/論創社)
  • 「自由主義史観」を解読する(天野恵一編著/社会評論社)

 

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*1:『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団 超公式ふぁんぶっく』21ページ参照

*2:『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団 超公式ふぁんぶっく』の4ページにそれらしいことが書かれている

*3:『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団 超公式ふぁんぶっく』16ページ参照