アングラヴィジュアル系バンド・犬神サアカス團が、先日9月26日に発売した『東京2060』のレビュー。
「2060年の東京」というコンセプトが何とも…。
いくつか気になった曲をレビューしよう。
・「ロックンロールを唄いきれ」
疾走感のある曲で、本作ではいちばん好きかも。
・「奪え!」
「復讐」をテーマとした歌詞。これもかなり好きだ。
・「狂気の恋」
実際にありそうな事件を歌った歌詞が怖い…。部分的にはTHE BLUE HEARTSの「英雄にあこがれて」と似た歌詞がある。
・「月夜に踊れ」
タイトルからしても、人間椅子の「月夜の鬼踊り」(アルバム『異次元からの咆哮』に収録)と似ている。
・「裸の女王様」
イントロが「服部」(ユニコーン。アルバム『服部』に収録)っぽいと思った。タイトルはTHE BLUE HEARTSの「裸の王様」みたいだけど。
・「牢獄」
どこか昭和歌謡っぽい曲。山本リンダの「狙いうち」を思わせる部分もある。
・「化猫遊女」
人間椅子を思わせる曲。
・「おやすみ」
イントロが人間椅子の「秋の夜長のミステリー」(アルバム『未来浪漫派』に収録)を思わせる。