いわゆる「TRA」(トランス活動家。「トランスジェンダー差別を無くそう」と主張する人たちのことで、知識人も一般人も含む)の一部が、「公衆の女子トイレ・女湯・女子更衣室などを、『自称・女』(体は男)の人たちも使えるようにしよう」などと主張していることは問題だと思う。はっきり言うと、この主張は認められない。もちろんトランスジェンダーの人たちの人権も守られるべきだが、女性や子どもを狙う性犯罪が多いことを考えれば、女性専用のプライベート空間を明け渡すわけにはいかない。いちばんいいのは「女子トイレ・男子トイレ以外の新しいトイレを新設する」などの方法だと思う。
Twitterやいろいろなホームページ・ブログを見ていて、一つの結論が出たのだが、結局のところTRA活動家らは「一般女性にばかり『トランスジェンダーの人たちに配慮しろ、少しは譲れ』などと無茶なことを押し付けてくるが、一般男性に対して同じような要求をすることは非常に少ない」ことが一番問題だと私は思っている。だから外野の「女嫌いの男」たちがTRA活動家にすり寄って来るのではないか(男性でも一般女性の味方をしてくれる人は居るが)。
そう、これははっきり言えば「男尊女卑・女性差別・女性蔑視」の思想であり、フェミニズムとは真逆では無いのか。そのくせ、トランス活動家にはフェミニストも一部居るのはどういうことなのか…。もちろん、フェミニストで「トランス活動家の主張は認められない」とはっきり言う人も居るのだが。
言っておくが、「女性と子どもの安全・安全・人権を最優先せず、女性にばかり負担を強いる」のは「女性差別」であり、そのような思想を持つ人は信用しなくていい。