ろーだいありー

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

GBA版『真・女神転生』プレイ記録・その6

GBA版『真・女神転生』プレイ記録の第六回目(ニュートラルクリアを目指している)。前回はこちら。

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※以下ネタバレも含まれるので注意。

前回は、六本木を抜け出して地下鉄跡に辿り着き、旧警視庁ビル五階で、「マッドサイエンティスト」の呼び出した「マシン」を倒したところまで。

さて、マシンを倒したあと一旦、拠点としている銀座まで戻り、セーブしておく。それから再び旧警視庁ビル五階の「警備システム」のところまで行き、「システムを破壊しますか?」の問いに「はい」(「YES」)と答える。すると「警備システム」が襲い掛かってくる。これを撃破すると、重要アイテム「メモリーボード」を入手する。これは悪魔召喚プログラムを拡張するために必要なものだが、スティーブンに渡す必要がある。しかし、先ほどスティーブンの居た地下鉄跡に行っても、誰も居なくなっている。

彼は、銀座のある場所に移動しているのだ。ここでスティーブンに会い、メモリーボードを渡すと、悪魔のストック数を10体まで増やしてくれる(これまでは8体までであった)。これで仲魔が増やせる。

この先だが、品川池袋どちらから攻略しても構わないことになっている。ここではとりあえず、池袋の方からにする。『真・女神転生』ではこのように、「どの順番で攻略してもいい」というシーンはよく出てくる。

地下鉄跡で、カオスヒーローと再会する。彼は「この先、池袋方面には行くなよ」と言うのだが、何があるのだろう? 構わず進んで外に出ると、カオスヒーローが現れ「ここには来るなと言ったんだが…、俺の手でお前を捕まえたくはなかったのだがな…」などと言う。そして「スガモプリズン」まで連行される。スガモプリズン(正確には「巣鴨拘置所」)は、かつて実在した建物で、東条英機などが収監された牢獄のこと。後に取り壊され、跡地にサンシャインシティが建てられたが、このゲームでは東京破壊後に、本来のスガモプリズンに戻ってしまったのか?

カオスヒーローの話によると、ここで主人公は「ヤマ」の裁きを受けるのだという。ヤマとは閻魔大王のことで、本来はインドの神なのだとか。余談だけど、『桃太郎伝説ターボ』(ハドソン。PCエンジンのRPG)のラスボスは閻魔大王だったなぁ…。

そして裁判が始まる。ヤマによると、「悪魔召喚プログラム」を使って悪魔召喚をしたこと自体が罪であるのだとか。しかし「やむを得ぬ事情があることも事実。そこで、我が願いを聞き入れれば無罪放免としよう」と言われる(属性がニュートラルの場合はこのような展開になる)。その願いとは、「メシア教が目論む、カテドラル建設を阻止すること」である。とりあえずここでは「はい」と答えて、願いを聞き入れることにした(「いいえ」だと死刑判決を受け、投獄されてしまう)。こうして無罪を勝ち取る。

ちなみに昔、オリジナル版ではロウサイドでやっていたのだが、その時は問答無用でいきなり「死罪を言い渡す!」と言われて驚いた記憶がある…(基本的にカオス寄りの判決なので、ロウだと投獄、カオスだとすぐ無罪放免となる)。投獄された場合、カオスヒーローが助けてくれるが、「ニオウ」(牢の門番)を倒さないと出られない。「ニオウ」とは仁王(仏教の守護神)のことで、金剛力士とも言う。

なお、ここでは投獄されないと、「ニオウ」と「ヤマ」とは戦えないことになっているようだ(「ヤマ」は必ずしも倒す必要は無い)。もう少し後になってここに来た時、ニオウに会うと「罪無き者は立ち去れ」と言われ、「ヤマ」に会おうとしても会うことは出来なかった。

開放されると、カオスヒーローは「無罪で良かったな」などと言って去っていく。このスガモプリズンにも、ターミナル(セーブポイント)やショップなどがある。ただし、回復施設は「ガイア教」のものしかない。

一旦外に出ると、プレイヤーのシンボルマークが左回りに変化していた。ついさっきまでは回転してなかったのだが…。このゲームでは、2Dマップの「プレイヤーシンボルの回転」で、その時の属性を知ることが出来る。右回りはロウ、回転しないのはニュートラル、左回りはカオス。つまり、ヤマの願いを聞き入れた結果、ニュートラルからカオスに変化していたというわけ。ちなみに、極端なロウかカオスだと、シンボルの回転がものすごく速くなることを知っている。

このままではニュートラルクリアは目指せないので(ロウサイドの悪魔も召喚できない…)、ある方法を使ってニュートラルに戻す。その方法は、六本木に捕らわれている「ゾンビ化した幼馴染の少女」を救うことだ。

まず、「ラグの店」(宝石を渡すと、アイテムか精霊をくれる店)まで行き、「ダイヤモンド」を「反魂香」にしてもらう。これを持って、六本木へと急ぐのだが…。

続きはまた次回!