ろーだいありー

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

 GBA版『真・女神転生』プレイ記録・その12

GBA版『真・女神転生』プレイ記録の第十二回目(ニュートラルクリアを目指している)。前回はこちら。

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※以下ネタバレも含まれるので注意。

前回は、「四天王の館」に居る四天王を全て倒し、ついでに東京タワーの「天使・カズフェル」も倒す。東京デスティニーランドの悪魔使いも倒して「魔神・アラハバキ」をもらい、カテドラルに戻ってロウヒーローと話すと、外で異変が起きたらしいことを知ったところまで。

さて、カテドラルを探索しているうちに、地上一階にある「カテドラル・カオス」という、カテドラル内に作られた一種の「町」にたどり着く。ここに居るガイア教徒は「ここは、カテドラルへ乗り込んできたものが集まってできた街だ」と言っている。ガイア教徒たちは、本来はメシア教のものである、この「カテドラル」を乗っ取るつもりでいるようだ。

この「カテドラル・カオス」内には各ショップ・ターミナル・ガイア教の回復施設・回復道場・邪教の館がある。

出入口があるので、一旦外に出てみよう。すると驚愕の光景が…。何と、東京は海に沈んでしまったのだ! しかしこのカテドラルは水没せずにいる…。

とりあえず「カテドラル・カオス」へ戻ると、ある部屋で巨大な亀を見つける。この亀は人間たちに捕まっており、「もう一度海で泳ぎたいよー」と言っているので(何故亀が喋るのかは謎だが)、助けてやると、重要アイテム「亀甲の鈴」をもらえる。これ以降は、この亀に乗って海を渡れるようになるのだ。

試しに外に出て、亀を鈴で呼び出し、海を渡ってみることにしよう。しばらく泳ぐと、「皇居」を発見する。なぜここは水没していないのか? とりあえず、入ってみることにした。この「皇居」の内部グラフィックをよく見ると、壁にしめ縄が張られていたりする。また「魔神・アラハバキ」などのライトサイド悪魔も出現するが、残念ながら話しかけても仲魔には出来ないのだ。しかし、ここはダメージゾーンが多い…。ダメージゾーン無効の「コアシールド」「アムレット」を持ってくるべきだった。ダークゾーンも多い。

皇居深部に潜入しても、特に「天皇・皇族」らしい人物は居ないのだが…、いったいどこへ消えたのか? 最深部にはあの「平将門公」が居る。ただし、主人公の属性がニュートラルでないと会うことは出来ない。今回、初めて会えた。

彼は「余は一千年余り、東京を守護してきた。だがもう守る気にはならない。東京はお前に託そう」などと言って、「将門の刀」をくれる。これはニュートラル専用の強力な武器なので、ありがたく装備させてもらおう。これ以降は、戦闘が非常に楽になった。

皇居から出て、しばらく海を泳いでいると、水没した「四天王の館」のひとつを見つける。ここに行くと、属性がニュートラルで、なおかつ「四天王をすべて倒している」場合は、ニュートラル専用の強力な「将門シリーズの防具」をひとつずつ入手できるのだ。全ての四天王の館を回り、「将門シリーズ」の「篭手、鎧、具足、兜」を入手。これを主人公に身につけさせよう。

途中で、東京タワーの上の方に潜入できると気付いたので、入ってみる。中にはターミナルがある。オリジナル版では、それ以外何も無かったと思うが、GBA版に限り、あるアイテムを入手できるようだ。これは、GBA版のみ搭載の「おまけモード」で、隠しエピソードを見るためのものである。

ついでに、都庁の上の方にも行けるようなので、行ってみると、ターミナルとエレベータがある。実は、ここは重要なイベントが発生する場所なのだが、今回はターミナルだけ利用する。こうしておけば、カテドラルのターミナルから直接ここに来れるからだ。他には、スガモプリズンの上部にも入れるのだが、属性がニュートラルの場合は、宝箱を回収する以外は何も起こらない場所だ(ある属性の場合は意味があるのだが…)。

カテドラルへ戻り、また地下へ行ってみる。ロウヒーローと話すと、「都庁では、我らがヴィシュヌ様と、敵のラーヴァナが争っています。ヴィシュヌ様に加勢してあげてください」と頼まれる。だが、カオスヒーローと話すと「都庁では、我らがラーヴァナと、敵のヴィシュヌが戦っている。ラーヴァナに加勢してくれ」と頼まれるのだが…。

今回はニュートラルなので、どうあってもヴィシュヌ・ラーヴァナ両方を倒さなければならないのであった。ロウの時は「ヴィシュヌ」を仲魔にして「ラーヴァナ」を倒しに行き、カオスの場合は「ラーヴァナ」を仲魔にして「ヴィシュヌ」を倒すという展開になるのだが…。

カテドラル地下を回っているうちに、一階のカテドラル・カオスとは反対側のエリアに「カテドラル・ロウ」を見つける。ここはメシア教徒たちが作った町で、ターミナル・各種ショップ・メシア教の回復施設・回復道場・邪教の館・ラグの店がある。

また、ある部屋に入ると「誰もいない」と表示されるが、その手前ではメシア教徒の女性が「…神よ、次の捧げものは、何に致しましょうか?」と言っている。実はここには「巨大なタコ」が居たのだが、先ほどカテドラル・カオスで「亀」を助けた状態では、このタコは既に死んでしまっているのだ。先にこの「タコ」を助けた場合、タコに乗って海を移動出来るようになるが、逆に「亀」の方は食べられてしまうのだ。つまり、どちらか一方しか助けることは出来ないのである。

ターミナルを利用して都庁へ行く。ここは右の塔と左の塔に分かれており、一方に「ラーヴァナ」、もう一方に「ヴィシュヌ」が居る。ニュートラルの場合は両方倒すのであるが、どちらから先に倒しても構わない。

今回は、先にラーヴァナを倒しに行くことにした。ラーヴァナはあっさり倒せたが、次にラーヴァナの息子である「インドラジット」が現れ、「父の仇!」と襲い掛かってくるので、これも倒さなければならない。ちなみにラーヴァナとは、ヒンドゥー教の魔王のことである。

インドラジットも倒したので、一旦戻ってセーブし、今度はヴィシュヌに会う。「おのれ、ラーヴァナの化身か?」などと言われる。これも倒すことが出来た。ヴィシュヌとは、ラーヴァナを倒した神のこと。

カテドラル地下へ戻る。カオスヒーローと話すと、「ラーヴァナを倒すとは…。もうお前は友ではない、次に会う時は敵だからな」といったことを言い残し、カオスヒロインと共に去っていく。残念だが、絶交されてしまったようだ。

ロウヒーローと話すと、「ヴィシュヌ様を倒してしまうとは…。次に会う時は、神の仇を討つ時でしょう」などと言って、去っていった。こちらもやはり絶交か…。

…ニュートラルでクリアすると決めた時から、覚悟はしていたが、少し前までは仲の良かった二人に絶縁されるのは、何だか精神的に辛いと思う。まあ、ロウサイドではカオスヒーローに絶縁され、カオスサイドではロウヒーローに絶縁されるので、どうあっても「どちらとも仲良く」は出来ないのだけどね。

ここで、カテドラル中心部へ入れるようになる。中心部では、またもあの謎の老人と会う。「カテドラルを巡る争いは、なかなか決着がつかぬのじゃ…」などと言う。

ここから先はいよいよ大詰め。今回はニュートラルなので、アスラ王が率いる「悪魔軍」(カオス)と、ミカエルが率いる「天使軍」(ロウ)両方との戦いが繰り広げられることになる…。

続きはまた次回!