ろーだいありー

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~その7「カリンの想い、バリュウの絆」

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~

Wiiのバーチャルコンソール版(現在は配信終了)『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガ。メガドライブ)プレイ記録第七回目。プレイ記録のタイトルは「光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン」とする。これは『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラス。プレイステーション2。以下『超力兵団』)のパロディ(笑)。さらに第七回目のサブタイトルは「カリンの想い、バリュウの絆」とする。これは『超力兵団』第拾弐話「人の想い 心の絆」をもじったもの。

主人公の名前は「カヤ」で、これは『超力兵団』のヒロイン・伽耶にちなむが、イメージとしては「伽耶に憑きし者」の方である。

※以下ネタバレや、個人的な妄想話なども含まれるので注意。

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)

第七回目「カリンの想い、バリュウの絆」

前回は第五章の終わりまで攻略した。光の軍勢「シャイニングフォース」を指揮する青年カヤは、船で東のルーンファウスト帝国を目指すも、船がモンスターに襲われてしまう。壊れた船の修理のために立ち寄った島「ワーラル」の地下で謎の地下神殿を発見する。そこで怪しい儀式をしているダークメイジを倒すことで「メタファー」と呼ばれる地への扉が開かれるはずだったのだが、ダークメイジが死ぬ間際に扉を塞いでしまう。泉の精霊は「東大陸のプロンプトという地へ行け」と言う。再び船出したカヤたちであったが、またもモンスターに襲われて船はコントロール不能になってしまう…。

子どもの国・ルドル

第六章「白きドラゴンの末裔」が始まる。

カヤが目覚めると、そこは子どもたちしか居ない村だった。船が浅瀬に乗り上げてしまったらしいが、どうやらシャイニングフォースの他のメンバーも無事であるらしい。

この村はルドル村と言って、伝説の「神竜」を崇める者たちが作ったものらしい。しかし神竜は数を減らしていき、今では「バリュウ」という子どもの竜だけになってしまい、大人たちは信仰を捨てて村を去った…。だが子どもたちは竜を守るためにこの村に残ったというのだ。なお、子どもの他にも老人が数人居る。また「ライル」(ケンタウロス亜種)という仲間になる人物も居るのだが、今回は無視する。

代表者の少女・カリンに会う。すぐ近くにあるドラゴニア国に住むバリュウのことを気にかけているようだ。

ケルベロスちゃん…?

カリンの妹クリンにも会っておく必要があるが、クリンの部屋の前には首が二つある犬のモンスター「ケルベロス」が立ち塞がっている。しかしクリンが「ケルベロスちゃん、お客さんでしょ、おとなしくしなさい」と言うと道を開けてくれる。クリンはケルベロスをペットにしているらしいが…、あんたはデビルサマナーか?

クリンが読んでいる本によると、ドラゴニアには「秘伝の書」なる宝があるという。これにはダークドラゴン封印の呪文が記されているとか。神竜は代々これを守って来たのだ。

その後カリンと話して、外に出る。

首無しライダー・デュラハン登場

外に出ると「デュラハン」とその他の敵が道を塞いでいる。「ドラゴニアではカイン様が大事な使命を果たされている…。奴らをドラゴニアに入れるな…」などと言って襲いかかって来る。ここがバトル18。デュラハンとは要は「首無しの騎士」なのだが、そういえば『デビルサマナー ソウルハッカーズ』(アトラス。セガサターン/プレイステーション)にも「屍鬼・首なしライダー」ってのが居たなあ…。

デュラハンを倒せばクリアなのだが、ここはある程度進むとゴーレム、マスターメイジなどが増援として突如出てくるので要注意。

カリンの想い、バリュウの絆

ドラゴニアに入るが、ドラゴンの姿は見当たらない。いつのまにか「ボーケン」氏もここに来ていた。いったいどこから入ったのか…。

ドラゴンの像がある家の張り紙を調べると「竜の神殿…、やがて現れる二人の英雄によりその扉は開かれ、道を示す」とある。ここは竜の神殿だったのか…。怪しい扉があるが、前に立つと「二人の英雄が立たなければこの扉を開くことは出来ぬ…」という声が聞こえる。二人の英雄とは? カヤはそのうちの一人だというのか?

他の家にある本棚を調べると、神竜が書いたと思われる書物を見つける。「神竜の歴史…、我々は限りなく強い力を持っていた。しかし子どもがなかなか生まれないという弱点があった…。仲間の数は減るばかりだ…」、「我々は秘伝の書が悪しき者に渡らぬよう、神々によりそれを守る使命を与えられた…」

また、ある家では「バリュウの母の日記」と書かれた書物も見つける。「バリュウは泣き虫で困る。何かあるとすぐ逃げだして…。部屋の隅に階段を見つけた。あの子が作ったものだろう…」。実際にこの家には地下への階段があった。

余談だが「本棚の近くに地下への階段があった」という話は『超力兵団』の第壱話にもある。あちらは「本棚の本を調べると隠し階段が現れる」という趣向であるが。

カヤは階段を下りて地下へ行ってみた。すると、白竜の子ども・バリュウが居るのを見つけるが、怯えて逃げてしまう。そこにカリンが現れるが、「まあ、情けない、こんなところで震えていたというの? もう、バリュウなんて大嫌い!」と言って去って行く。だが次の瞬間悲鳴が聞こえ、バリュウはカヤを押しのけて地上へ出て行ってしまう。

地上へ出ると、ルーンナイトがカリンを人質に取って「この娘の命が惜しければ、この神殿の秘密を明かせ」などと脅してくる。だがバリュウは炎を吐いてルーンナイトを倒し、カリンを救う。バリュウは「自信は無いけど、僕も戦ってみるよ」などと言って仲間になってくれる。カリンは「バリュウが立派になったって、みんなに教えなきゃ」と言って帰って行った。

カインとの対決

ドラゴニアから外に出ようとしても、謎の声が聞こえて出ることは出来ない。ドラゴニアにはいつの間にかあのルーンファウスト軍の剣士「カイン」が出現していた。「久しぶりだな、カヤ。覚えているか、俺のことを? お前はパオでエリオット様を倒したそうだな…。よくぞそこまで腕を上げた…。支度を整えたら出てこい、正面から戦ってやる」などと言う。

一旦ドラゴニアの本陣(近くに教会もある)に入ってから外に出ると、カインとの戦いが始まる。ここがバトル19。カインは「このカインに勝てると思ったのか?」と言う。

カインは攻撃力が高いので要注意。さらに「暗黒の剣」を使用して「ソウルスチル」(当たると一発で死んでしまう魔法)を放ってくることもある。魔法が効かなければラッキーであるが…。

カインを倒すと、仮面が外れて正気に戻る。どうやら彼はカヤの兄であり、ダークソルに洗脳されていたらしいのだ…。カインは姿を消してしまう。ノーバは「もう少しドラゴニアを調べてみましょう」と言う。

ちなみにカインと言うと『ファイナルファンタジーIV』(スクウェア[現スクウェア・エニックス]。スーパーファミコン。以下『FF4』)の竜騎士カインを思い出してしまうが、あちらも「主人公の味方なのに敵に洗脳されてしまう」共通点がある。それに「敵と思った者が実は主人公の兄」という話も『FF4』で既にあった。

続きは次回で!

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)