ろーだいありー

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~その9「鉄塔の魔人」

『シャイニングフォース・神々の遺産』プレイ記録~光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン~

Wiiのバーチャルコンソール版(現在は配信終了)『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガ。メガドライブ)プレイ記録第九回目。プレイ記録のタイトルは「光の軍勢・シャイニングフォース対ダークドラゴン」とする。これは『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラス。プレイステーション2。以下『超力兵団』)のパロディ(笑)。さらに第九回目のサブタイトルは「鉄塔の魔人」とする。これは『超力兵団』第八話「鉄塔の悪魔」をもじったもの。

主人公の名前は「カヤ」で、これは『超力兵団』のヒロイン・伽耶にちなむが、イメージとしては「伽耶に憑きし者」の方である。

※以下ネタバレや、個人的な妄想話なども含まれるので注意。

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)

第九回目「鉄塔の魔人」

前回は第六章クリア~第七章の途中まで攻略した。光の軍勢「シャイニングフォース」を指揮する青年カヤは、竜の国「ドラゴニア」で彼の兄だというカインと共に「竜の神殿」の扉の前に立つ。すると扉が開き地下へ行けるが、そこにルーンファウストの軍師ダークソルが現れる。ドラゴニアに安置されている「秘伝の書」には邪竜ダークドラゴンの封印と復活の方法が記されており、ダークソルはそれを狙っていたのだ。カインはカヤをかばってダークソルに立ち向かうが行方知れずになる。秘伝の書もダークソルによって奪われてしまった。「デーモンキャッスル」にてダークソルの部下・魔女ミシャエラを倒して伝説の宝「光の剣」を手に入れたカヤたちは、古代人の国プロンプトに向かう。そこで重傷を負ったカインと再会。カヤはカインの頼みで、ダークソルが「ダークドラゴンに力を送り込む儀式」を行っているという「古えの塔」に行くことになる…。

古代の機械(超力?)兵団

プロンプトから外に出ると、古えの塔までの道のりに多数の敵が居る。ここがバトル22。

ここで初登場する古代の機械兵「トーチアイ」には要注意。こいつは「防御力無視で確実に20前後のダメージを与えてくる」射程2のレーザー攻撃しかしてこない。運悪く二回攻撃を食らうと、余程ヒットポイントが高いユニットでない限り生き残れない(魔道士や僧侶は一撃で死ぬことがほとんど)。さらに「ジェット」という空飛ぶ機械兵も出てくる。レーザー攻撃はしないが攻撃力が高めなので注意。それにしても、『超力兵団』に出てくる兵団なんかよりこっちの方が余程「超力兵団」だと思うが(笑)。このゲームのタイトルは「シャイニングフォース対超力兵団」の方が合ってるんじゃ?

全ての敵を倒すか、カヤが古えの塔に入ればクリアとなる。今回のタイトル「鉄塔の魔人」とは『超力兵団』第八話の「鉄塔の悪魔」のパロディだが、実際『超力兵団』第八話も謎の塔に登る話である。あちらの塔は「和電イ号基」というのだが…、あれは吐き気がするほど実に気持ちが悪い塔で…(詳しくは検索してもいいけど閲覧注意!)。個人的には「ヒルコタワー」と呼んでいる。

アレフとトーラスを救え!

古えの塔ではデモンマスターが「ダークソル様が目的を果たされるまでここを守るのだ…」と言って襲いかかってくる。ここがバトル23。シャイニングフォースの軍師ノーバは「なんと禍々しい塔でしょう!」などと言っているが、『超力兵団』の和電イ号基(通称ヒルコタワー)の方が禍々しいと思う(笑)。

ここにも機械兵団がおり、トーチアイ、ジェット、プレインメタルの三種類が出現する。初登場のプレインメタルもまれに射程2のレーザー攻撃をするので注意。また空を飛ぶモンスター「ワイヴァーン」も時々炎のブレスを吐いてくるので注意が必要。

また、ここに宝箱があり「バルキリー」というパラディン*1専用の投げ槍が入っている。強力なのだが一本しか手に入らないのが残念。今回はペイルに持たせる。

デモンマスターを倒し、上に行くとダークソルとの戦いで疲弊している賢者アレフ(フォックスリング族の女性、魔道士)と、賢者トーラス(ホビット族の老人、僧侶)と出会う。「我々のことは構わず、どうかお急ぎください…」とアレフ。カヤはさらに上へ向かう。

鉄塔の魔人

塔の最上階には軍師ダークソルが居て、「遅かったな、カヤ! 古えの塔は既に動き始めた。大いなる力が集まりつつあるのだ。その力は古えの城の奥深くに居るダークドラゴンに送られている…」などと言う。だがそこにカヤの兄・カインが現れ、ダークソルは「なんとしたことだ! 貴様は…、カイン!」と叫ぶ。カインは「ダークソルの野望は俺が打ち砕く!」と叫びダークソルに立ち向かうが、カインは返り討ちに遭って絶命する。「今更何をしても遅い! ダークドラゴンの目覚めは近い! もはや止められぬ力が動き出したのだ!」と言ってダークソルは姿を消す。

カインは今わの際に「お前はメタファーへ行け! そこで全てが明らかになるはずだ…」と言い残す。メタファーとはプロンプトの地下にある「光の道」から入れる場所のことである。…どうでもいいけど、メタファーと聞くと、みうらじゅんの造語「後ろメタファー」を思い出してしまう(笑)。

なお、この時点でアレフとトーラスが仲間になっている。カヤはプロンプトへ戻った。

余談だが『超力兵団』で、「衛星タイイツ」なる衛星から、敵が作った巨大ロボット「オオマガツ」へのエネルギーが送り込まれている…、というような話があったが、どうもこの古えの塔の話と似ている気がする…。

後ろメタファー(嘘)へ向かう

プロンプトの城でクスコ王と話すと、既にダークソルは光の道を通りメタファーへ向かったという。「封印の鍵は既に奪われたはず…、もう終わりじゃ…、世界の破滅を待つばかりだ…」と絶望する王だが、そこに突如あの「オトラント」(マナリナの偉い魔道士)が現れ、「かつてダークドラゴンを封じた伝説の剣・カオスブレイカーが最後の希望…。カヤの持つ光の剣と、カインの持つ暗黒の剣があれば、メタファーでカオスブレイカーが手に入るはず…」などと言う。王はカインより預かったという「暗黒の剣」をカヤに授けてくれる。

カヤはプロンプトの地下で「輝きの玉」を使い、メタファーへと向かった。そこで見たものは…。

続きは次回をお楽しみに!

(※画像は筆者が『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』風に製作したものです)

*1:騎士の上位クラス