ろーだいありー

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の考察記事、ゲームプレイ記録、コレクション写真など。

「1968年 激動の時代の芸術」を再び観る+さや堂ホール

千葉市美術館で、明日まで開催の「1968年 激動の時代の芸術」を再び観る。チケットが当たったのでラッキーであった。また観たいと思っていたので。

今回は、前回とは少し展示品が変わっているようだ。

やはり、これは何度観ても興奮するというか。特にアングラ系ポスターなどは。

もうひとつ、一階のさや堂ホールで無料で観られる「ハナムラチカヒロ 地球の告白」というのも観たが、巨大なダウジングのようなものが動いていて、何かオカルトめいていると思った。

『ザ・シサ』(筋肉少女帯)レビュー

今回は、筋肉少女帯のアルバム『ザ・シサ』(2018年10月31日発売)をレビューしよう。
「シサ」とは「視差」のことだが、私は「示唆する」のことだと思っていた…。
前作『Future!』よりややアングラ系の曲が多いと思った。犬神サアカス團と人間椅子寄りというか。
いくつか気に入った曲を紹介する。

・「I'頭屋」

「あいとうや」と読む。歌詞の感じは、前にレビューした犬神サアカス團のアルバム『東京2060』収録の「ロックンロールを唄いきれ」と似ている。最後に「歌い切れ」と出てくるし。

・「衝撃のアウトサイダー・アート」

この曲に絵を付けると、アウトサイダー・アーティストの「F.S-ゾンネンシュターン」氏の絵ではないかと。「ゴーギャン」の名前が出てくるのが面白い。

・「オカルト」

そんなに長い曲ではないのに、妙にスケールの大きい歌…。曲中で、世界が二度も滅びているし。「さよなら人類」という歌詞は、「いか天」(テレビ番組「平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国」)で人気だったバンド「たま」の曲名っぽい。

あと、歌詞は人間椅子の「超能力があったなら」(アルバム『怪談 そして死とエロス』収録)の逆バージョンという気がする。というか、「超能力があったなら」では「超能力があれば、恋のためではなく世界平和のために使います」と願ったのに、実際に超能力を得たら、この「オカルト」のように恋に使ってしまい、世界は滅びた…、っていう、続き物みたいに思える。

・「マリリン・モンロー・リターンズ」

ブルースっぽい曲。恐山が出てくるのは人間椅子や犬神サアカス團的である。「カメラを止めろ」というのは映画『カメラを止めるな!』のパロディだろうか? この曲に絵を付けるなら、アンディ・ウォーホル作「マリリン・モンローのシルクスクリーン画」であろうか。

・「ケンヂのズンドコ節」

これがいちばん好き。ドリフっぽいが、人間椅子の「月夜の鬼踊り」(『異次元からの咆哮』)、犬神サアカス團の「月夜に踊れ」(『東京2060』)と似たところがある。

・「ネクスト・ジェネレーション」
私も「おじさんバンド」(筋肉少女帯も含めて!)が大好きなので、よく理解できる。

『シャイニングフォース・黒き竜の復活』の問題点・その5

『シャイニングフォース・黒き竜の復活』の問題点とは? その5

  • はじめに
  • 今回のテーマ
  • ディアーネについて
  • ドミンゴについて
  • おわりに
  • 参照ゲームソフト

はじめに

※この記事は2020年7月12日に加筆・訂正・修正済み。

 

この記事は、セガより2004年に発売された、ゲームボーイアドバンスソフト『シャイニングフォース・黒き竜の復活』(ジャンルはシミュレーションRPG。以下『黒き竜』)の問題点を掘り下げていく連載企画の第五回目。このゲームは『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガのメガドライブソフト。以下『神々の遺産』)のリメイク版である。

 

このゲームについて詳しくは、前回までの記事を参照のこと。

lucyukan.hatenablog.com

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今回のテーマ

今回は、「一部キャラクターの喋り方・性格の変化について」を取り上げよう。

オリジナルの『神々の遺産』と、『黒き竜』とでは、一部のキャラクター(ユニット)の喋り方及び性格が異なるのが気になる。特に、「ディアーネ」「ドミンゴ」についてはそうである。

 

(※以下ネタバレも含まれるので注意)

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